英語を使い過ぎ(その37)

2018-11-26 17:21:00 | 語学学習
 今回は、久々にこの題名で書いてみます。

 最近テレビのニュースなどで、「コンセンサスが得られないとだめです」というような表現をよく耳にする。大抵の人は、「コンセンサスって何だ?日本語で言ってくれよ!」と思っているはずだ。

 結論を先に言うと、「コンセンサス」は「意見の一致、合意」という意味だ。だから、最初から「合意を得られないとだめです」と言えば済む話だ。ちゃんとした日本語があるのだから、わざわざ英語で言う必要があるだろうか??しかも、この英単語は中学校では習わないし、大学生や社会人でも英語をよく知っている人じゃないと知らない単語だと思う。だから、僕としては、「英語を不必要に使い過ぎている」と、また言わざるを得ない......。

 今までいつも言ってきたように、「コーヒー」とか「ピザ」とかのように外国から伝わった物で、もともと日本になかった物は、外来語を借用するしかないと思うけれど、日本語があるにもかかわらず、わざわざ難しい英語を引っ張り出してくる、というのはいかがなものか???と感じているのは、僕だけなんだろうか?!

 ついでながら、「コンセンサス」は「consensus」と書きます。英語を勉強している人は、覚えておくといいですね。

 では、今回はこの辺で。


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