幸福維新の志士となれ <幸福の科学>

国難打破から、いざ、未来創造へ

『205X』

2010年12月27日 | 書籍・新刊情報
小説『205X』を読み終わりました。

ネタバレにならない程度に、導入部分のあらすじを。



『205X』
水野武光/著
幻冬舎ルネッサンス/刊

<『205X』ストーリー>

中国共産党に占領された40年後の日本。
尖閣沖での漁船衝突のあと、続けて海保の巡視艇が沈没させられる。
これが事実上の中国の宣戦布告だった。

沖縄県知事選でも、県外移転を主張する県知事が当選し、沖縄はまもなく独立。
1年後に中国が「沖縄の独立を守るため」に進駐して、中国の属領となる。

その後、中国のさまざまな謀略や地震兵器による攻撃を受けて、
日本は東西に分断され、日本人は東日本の自治区に生き残る。

205X年、中国共産党の手から日本国家を取り戻すために、
東日本各地で志士たちが決起し革命運動が起こるが、あえなく失敗。
そこで彼らレジスタンスたちは天上界の支援を受け、
40年前の日本に戻ってこの国の歴史を変えることで、地球を救おうとする。

いったい分岐点は、どこだったのか。
何が間違っていたのか。



…と、ここまでが導入部分。
ここから、やっと物語の中核に入る。

後半は、世界が闇に沈む分水嶺になった2010年代初頭の日本。
歴史上では1人の当選者も出せずに惨敗した、青年未来党の選挙戦の直前まで
時間は戻る。

40年前に戻った彼らは、驚くべき情報伝達手段を駆使して、
選挙戦を戦うことになる。
はたして人類の未来を変えることはできるのか?


<Twitterより>

「彼は40年前にこの国を守ろうとして戦ったのです」「ほう、分水嶺になった時代じゃな。的山幸夫たちと戦ったあの小さな政党の・・・?」「そうです。しかし結果は歴史が示している通り力及ばず敗れ去りました。」──『205X』(水野武光・幻冬舎ルネッサンスより)

中にはヒザとヒジから下を切り落とされた人も数多くいた。キチローは泣きながらナカジマに真実を語った。「東京自治区はまだマシだ」「どうして中国共産党は、オレたちをそんな目に合わせるんですか?俺たちは何も悪いことをしていないですよ」──『205X』(水野武光・幻冬舎ルネッサンス)

「独立を宣言した沖縄に《沖縄の独立を守るため》という大義で人民解放軍が上陸した。その手際の良さを見れば、明らかに計算されていたことがわかる」「沖縄の独立はどれぐらい続いたんだ?」「沖縄独立宣言からちょうど1年じゃよ」──『205X』(水野武光・幻冬舎ルネッサンスより)

「自由と平等のどちらかを選べと言われたら、お前はどう答える?」千手観音である慧鏡は迷った。全ての人を救うことを考えれば、平等に救いたい。誰もが仏の子に違いないからだ。しかし自由がなければ発展と繁栄は成就しない。 ──『205X』(水野武光・幻冬舎ルネッサンス)より

東京自治区は「トンキン自治区」と読むのか。銀座の描写は、20世紀少年の地下鉄アジトや「YAMATO Space Battleship」の地下都市を思い起こさせる。虐殺の状況はウイグルの実態そのものだろう。『205X』(水野武光・幻冬舎ルネッサンス)読破中。

「的山幸夫、神無乙人。二人とも友愛や平等という左翼思想によって国民の克己心を砕き、中国の侵略を許す基礎を作りました。まさに植民地支配という地獄への道は《社会保障》という善意で舗装されていたのです」──『205X』(水野武光・幻冬舎ルネッサンス)より

小説『205X』、今読んでる。どこまでが現実でどこからがフィクションなのかわからないほどリアル。米軍基地問題に火をつけた的山幸夫総理、日米同盟のダメージを決定的にした神無乙人総理。神無政権の作った道州制によって沖縄は米軍撤退を決議。沖縄は独立し、1年後に中国に併合されてしまう。

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2 コメント

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Loopy (Loopy.Z)
2010-12-27 16:35:28
自分たちで破滅の道を転げ落ちながら、その愚かさに気付くことなく、反乱を起こしても無理です。侵略されたらゆっくりと消えるのみです。刃向えば見せしめの虐殺です。
蹂躙されて刃向うくらいなら、「そうせねばならぬ時に、何故、そうしなかったのか」ということ。「知らなかった」は言い訳。国際社会には通用しない。そういう魂修行の為に、態々、「恐竜」を呼んだのでしょう?

<あなたがたは失敗したのだ。「失われた20年」の間、惰眠をむさぼり続けて、救世の事業を成し遂げることができなかった。
自分たちの内部だけで「成功」を言っていたのだろう。最近、ようやく感じたかもしれないが、外部は、まったく反応もせず、動きもしていなかったのだ。
そういう、自他共に謀った罪の結果は、崩壊として最後に来るであろう。
あなたがたは敗れたのだ。
しかし、滅びに至るときに、振り返ってみれば、すべての説明はつくだろう。
22世紀以降に住んでいるのは、“あなたがた”ではないだろう。
あなたがたの主も敗れたのだ。あまりにも無能な弟子の集団を背負ったために敗れてしまった。
この無能な弟子の能力が百倍はなければ、目標を達成することはできなかっただろう。弟子は、足を引っ張っただけで、何ら力にはならなかった。残念であったな。
だから、宗教ならざる、悪魔の勢力に加担するもののほうに、優秀な人たちが集まったのだ。それについては、以て瞑すべしである。
残念だが、「弟子の力は蟻のような力でしかなかった」ということだ。>
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どうなっちゃうんでしょうかね・・・ (Loopy.Z)
2010-12-28 14:19:28
昨日に引き続きスミマセン。どうもこの記事、気になる。寧ろこの小説を映画化した方が警鐘としてはいいかもしれない。但し、HSが作った映画ってことじゃダメだ。宗教ってことで敬遠される。あまり良い人選じゃないが先っぽ三角のシッポ付だけど〇ート〇ケシとか、ミーハーウケしてる映画監督が作ると割合末端まで広がると思う。まあ、やりゃあしないだろうけど。
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