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地球内部で何が!?このままでは終わらない“天災の連鎖”

2010年04月21日 | ニュース・報道
zakzakより)

 このところ、地球の様子がおかしい。この半年間、世界各地でマグニチュード(M)6以上の大地震が相次いで発生。さらにアイスランドの火山噴火では、世界の空路が大混乱に陥った。世界中で続く天災。一体、地球内部で何が起き、これからどうなるのか。



 今月14日に中国・青海省で発生したM7.1の大地震の死者は、21日までに2000人を超えた。

 中国では2008年にも四川省でM7.8の大地震が発生。東海大地震が懸念される「地震大国・日本」も対岸の火事ではない。実際、大地震は連鎖するのだ。

 地図をご覧いただきたい。これは、気象庁の発表したデータをもとに、この半年間で起きた主なM6以上の大地震を集めたものだ。目につくのは、昨年9月2日のインドネシア・ジャワ(死者79人以上)、同30日のサモア諸島(同168人以上)、インドネシア・スマトラ南部(同1100人以上)-というように、M7以上の地震が東南アジアから太平洋にかけた地域で立て続けに起きていることだ。

 琉球大の木村政昭名誉教授(地震学)は「環太平洋火山帯に属する地域の地震頻発が、04年12月に発生したM9.3のスマトラ沖地震の影響であることは明らかです」と語る。

 では、環太平洋だけ警戒していればいいのか、というとコトはそう単純ではない。今年に入って、1月に中米・ハイチ、2月に南米・チリ中部沿岸、3月には欧州・トルコ東部と太平洋以外の世界各地で地震が発生しているからだ。

 「ひとつの活断層のズレは、別の活断層にも波及します。現在、プレートの境界上にある地域は、地震が発生しやすい状況になっている。米国・南米西海岸、地中海沿岸にヒマラヤ山脈周辺。さらに東南アジア、ニュージーランドも警戒が必要です」(木村氏)

 世界中で頻発する地震の一方で、問題が拡大しているのがアイスランドの火山噴火。欧州の各空港は数日間、機能マヒに陥った。旅客の足止めや輸出入のストップなど、人や金の動きが大きく制限されたが、「もっと怖いことがある」と危惧するのは、災害対策に詳しい関西大の河田惠昭・社会安全学部学部長。

 河田氏が指摘するのは、「火山噴火による世界的な冷夏」だ。その根拠となっているのは、1991年にフィリピン・ピナツボ火山が噴火したケース。「この年は火山灰が長く降り続き、そのせいで世界的に日照時間が減少。記録的な冷夏となった」という。

 火山噴火と直接の関係はないが、日本でも41年ぶりに降雪があるなど、4月に記録的な寒さが続いて野菜の高騰が起きている。このまま冷夏に突入すると、いま以上に農作物には深刻な痛手となるだろう。

 さらに、河田氏が噴火の影響として挙げるのは「コンピューターの被害」だ。

 「火山灰にはミクロン単位の微細粒子、エアロゾルが含まれます。空冷式のコンピューターがこれを吸い込むと、故障の原因となります。コンピューター制御のシステムは深刻な影響を受け、都市や経済の機能が完全にマヒするという事態もあり得ます」

 一部には、磁場によるマグマの膨脹が、地震多発や火山活動の活発化と結びついているという説もある。いずれにしても、地球が怒っていることは間違いない。


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