2010/12/24 excite
みなさん、カードゲームは好きですか?僕は、たまに買っては家族で遊んだりしているんですが、久々に日本のカードゲームを買いました。でも内容は、地球規模の…いや、宇宙規模のカードゲームって感じです。
この『ワールドゲイナー』は実在する宇宙人がカードゲームになったという、珍しいゲーム。幸福の科学出版からリリースされており、世界観や宇宙人の説明には「幸福の科学」の大川隆法さんが本で書いた内容を汲んだ物になっている。
正直に僕はこう思う。あれだけ大きな宗教団体の考えの一部が、ガッツリした本を読んだり勧誘を受けずに知れるのであれば、こんなにポップで楽しい方法は無いんじゃないかなという感想だ。しかもこれはオフィシャルな物なので、インターネットなどを調べて手に入る第3者的な情報ではない。それだけでも僕は見てみたい気になった。冷やかしでも信仰でもなく、まず世の中にある物に対して純粋に興味を持つという形で、僕は遊んでみる事にした。
ゲームの世界観は、こうだ。…とある地球のような星、その星の「これから」を決定するために、色んな宇宙人たちの思惑が衝突しあった。だが彼らがそれぞれに正義をぶつけあえば、戦争となり、大きな損害や悲劇が生まれる。そこで誰が星の覇権を握る者、すなわちワールドゲイナーになるのかを、カードゲームで決めよう!という感じ。なぜ話し合いではなくてカードゲームに落ち着くのかは難しいが、それは僕にも解る日がいつか来るかもしれない。
さて重要なゲームの内容は、慣れていないとなかなか難しい。だけど何故か解らないと悔しいという気持ちが湧いてきて、探り探り遊んでいると、なんとなく解ってくる。それぞれのカードに宇宙人の絵が描いてあり、それぞれの宇宙人は「太陽系連合」「プレアデス星系連合」「ゼータ星系連合」に分かれており、これら3つはジャンケンのような関係性になっている。対戦形式は2人でデュエルする、よくあるあの感じをイメージして欲しい。
しかしただジャンケンなのではなく、それぞれのカードに色々なパラメータが設定されており、それらを把握して利用しながら、場に設定されたフィールドを占有していき、次いで「バトルフィールド」という、領地のような物を奪い合い、最終的にそこを全て埋めるのが主な勝利条件の1つだ。カードを置く場所を指定しているプレイマット(テーブルに広げる事ができる大きな紙)が付属しており、それに従うとスムーズに遊べる。
カードの作りはしっかりしており、カードは1人が20枚ずつ使うのだが、箱には最初から40枚入っている。カードの種類は全25種類と、この手のトレーディングカードゲームにしては少ないように感じたが、今後の拡張もあるかもしれないし、何より実在する宇宙人がこんなにいると思うとそれだけで衝撃だ。絵も色んなイラストレーターによる物で、決して出来は悪くない。デザインも意外なほど良くできている。
ちなみに登場する宇宙人は実在すると書いているが、カードゲームの設定はフィクションだという。ちょっと時間がある時に勉強しようと思って関連書籍である『日本人だけが知らない 宇宙人とUFOの秘密』という本を買ったのだが、本のオマケにこのゲームのカードが3枚付いてきて、キラキラ光るホログラムカードも入っていた。しかも絵柄は宇宙人ではなく…!まんまと喜んでしまう自分が居たのだった。(香山哲)
みなさん、カードゲームは好きですか?僕は、たまに買っては家族で遊んだりしているんですが、久々に日本のカードゲームを買いました。でも内容は、地球規模の…いや、宇宙規模のカードゲームって感じです。
この『ワールドゲイナー』は実在する宇宙人がカードゲームになったという、珍しいゲーム。幸福の科学出版からリリースされており、世界観や宇宙人の説明には「幸福の科学」の大川隆法さんが本で書いた内容を汲んだ物になっている。
正直に僕はこう思う。あれだけ大きな宗教団体の考えの一部が、ガッツリした本を読んだり勧誘を受けずに知れるのであれば、こんなにポップで楽しい方法は無いんじゃないかなという感想だ。しかもこれはオフィシャルな物なので、インターネットなどを調べて手に入る第3者的な情報ではない。それだけでも僕は見てみたい気になった。冷やかしでも信仰でもなく、まず世の中にある物に対して純粋に興味を持つという形で、僕は遊んでみる事にした。
ゲームの世界観は、こうだ。…とある地球のような星、その星の「これから」を決定するために、色んな宇宙人たちの思惑が衝突しあった。だが彼らがそれぞれに正義をぶつけあえば、戦争となり、大きな損害や悲劇が生まれる。そこで誰が星の覇権を握る者、すなわちワールドゲイナーになるのかを、カードゲームで決めよう!という感じ。なぜ話し合いではなくてカードゲームに落ち着くのかは難しいが、それは僕にも解る日がいつか来るかもしれない。
さて重要なゲームの内容は、慣れていないとなかなか難しい。だけど何故か解らないと悔しいという気持ちが湧いてきて、探り探り遊んでいると、なんとなく解ってくる。それぞれのカードに宇宙人の絵が描いてあり、それぞれの宇宙人は「太陽系連合」「プレアデス星系連合」「ゼータ星系連合」に分かれており、これら3つはジャンケンのような関係性になっている。対戦形式は2人でデュエルする、よくあるあの感じをイメージして欲しい。
しかしただジャンケンなのではなく、それぞれのカードに色々なパラメータが設定されており、それらを把握して利用しながら、場に設定されたフィールドを占有していき、次いで「バトルフィールド」という、領地のような物を奪い合い、最終的にそこを全て埋めるのが主な勝利条件の1つだ。カードを置く場所を指定しているプレイマット(テーブルに広げる事ができる大きな紙)が付属しており、それに従うとスムーズに遊べる。
カードの作りはしっかりしており、カードは1人が20枚ずつ使うのだが、箱には最初から40枚入っている。カードの種類は全25種類と、この手のトレーディングカードゲームにしては少ないように感じたが、今後の拡張もあるかもしれないし、何より実在する宇宙人がこんなにいると思うとそれだけで衝撃だ。絵も色んなイラストレーターによる物で、決して出来は悪くない。デザインも意外なほど良くできている。
ちなみに登場する宇宙人は実在すると書いているが、カードゲームの設定はフィクションだという。ちょっと時間がある時に勉強しようと思って関連書籍である『日本人だけが知らない 宇宙人とUFOの秘密』という本を買ったのだが、本のオマケにこのゲームのカードが3枚付いてきて、キラキラ光るホログラムカードも入っていた。しかも絵柄は宇宙人ではなく…!まんまと喜んでしまう自分が居たのだった。(香山哲)