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チリ大地震、島民の命を救った12歳の少女が英雄に!

2010年03月05日 | ニュース・報道
ロケットニュース24より転載)

先月27日、マグニチュード8・8の地震が発生した南米チリでは、今なお強い余震が続いている。死者はすでに800人を超え、津波による行方不明者が多いことからさらに犠牲者は増えると見られている。

この巨大地震はチリ沿岸部にも津波被害を及ぼし、沖合約600キロのロビンソン・クルーソー島でも少なくとも5人が死亡、11人が行方不明になった。しかし、被害を最小限に抑えることができたのは1人の少女のお陰だという。

海外メディアが伝えたところによると、ロビンソン・クルーソー島に住むマルチナ・マトゥラナちゃん(12)は地震発生当日、海岸を散歩していた。すると地面が少し揺れ、巨大な津波が島に向かって近づいているのを目撃。彼女は慌てて家に帰り、父親にそのことを報告した。

彼女の父親は確認のため、大陸に住むマルチナちゃんの祖父に電話をかけた。祖父は「チリで大きな地震が発生した。チリが廃墟のようになっている」と緊迫した状況であることを伝えた。それをそばで聞いていたマルチナちゃんは、矢のごとく外に飛び出して行き、公園に設置されている鐘を力いっぱい打った。

同島では、非常事態を知らせる手段として鐘を使っているそうだ。2度鳴らせば火災、3度鳴らせば土砂災害など約束事が決まっているが、そんなことを知らないマルチナちゃんは、休まずに鐘を鳴らし続けた。

それを聞いた島民らは家の外に出て、大きな津波が近付いているのを発見し、マルチナちゃんに倣っていっせいに家に備え付けてある鐘を鳴らし始めた。これにより、大多数の島民は津波が襲ってくる前に高台に非難することができた。現地のメディアは「12歳の少女が大きな人命被害を防いだ」と報道。「巨大地震と津波に襲われたチリに、新しい英雄が誕生した」と彼女の功績を褒めたたえている。


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