木村新党首インタビュー
8月の衆院選でほとんどの小選挙区に候補者を立て、全国的 に運動を展開した幸福実現党だが、その主張や党の性格につ いて十分浸透しているわけではない。木村智重・新党首に改 めて幸福実現党の特徴などについて話を聞いた。
――幸福実現党が立党した経緯を、 改めて教えてください。
今回の衆院選を前に、幸福の科学・大川隆法総裁が設立いたしました。私達は、北朝鮮のミサイル発射や核開発など、隣国の脅威が高まっていること、長期不況や人口減少などによって、日本が衰退に向かうことに、強い危機感を持っています。だからこそ、衆院選を目前にした5月末、「この国難に立ち向かわん!」と、急遽立党したのです。
宗教法人幸福の科学を母体とした政党なので、「政教分離」に反するのではないかという声も一部にはありました。しかし、「政教分離」とは、「宗教は政治に関わってはいけない」という意味ではなく、政治が宗教に介入することを戒めたものです。宗教は、公の使命を持っていますから、国難を前に宗教が立ち上がるのは当然のことです。
そもそも、政治の目的は、国民の幸福の実現にあるはずです。宗教は、人々の心を安らかにし、一人ひとりの「心の幸福」に力点を置いています。しかし、不況対策や国防問題など、個人を超えた問題については、それだけでは解決できないところがあります。
私自身、15年間、幸福の科学で宗教者として仕事をしてきました。様々な苦しみについての相談にも乗ってきましたが、その中で、やはり具体的な社会の変革も必要であると痛感いたしました。かといって、既存の政党に任せていては、明るい未来が開けてこないことは確実です。そこで、私達は、国民の皆様の幸福に一層貢献したいと願って、政治活動を始めたのです。
――幸福実現党と他党との違いは どんなところにありますか。
最大の違いは、「自由の価値を守り抜く」という意味での「真の保守政党」であることです。
今の日本で「真の保守」と言えるのは、幸福実現党しかありません。民主党は、「大きな政府」につながるバラマキ政策、「親中反米」のスタンスが顕著です。自民党も、ここ数年、左傾化が進んでいます。こうした社会主義に戻っていこうとする流れの中で、「平等よりも自由が大切である」「平等の名の下に、間違ってどれだけ多くの人が粛清されたか」と警鐘を鳴らすのは勇気が要ることです。しかし、私達は、崇高な価値である「自由」を守り、日本を「自由の大国」とし、「繁栄の未来」を築きたいと願っています。
具体的には、民主党が進めているようなバラマキ型の「大きな政府・高い税金」に対して、幸福実現党は、消費税・相続税・贈与税廃止などの減税路線を進め、「小さな政府・安い税金」を目指します。さらに規制緩和を進め、「努力した人が報われる社会」「自由が繁栄を生む豊かな国家」を創りたいと思います。個人や企業が努力し、その個性や才能を最大限に発揮してこそ、この国を富ませ、繁栄を生み出せます。
もう一つ、既存政党との違いを挙げるとすれば、それは「未来政党」であるということです。例えば民主党は、「目先の利益誘導型のバラマキ政策中心」であって、「未来の成長戦略」など全く考えていません。また、自民党は日本の未来が衰退することを前提に、増税や財政再建を考えています。一方、幸福実現党は、「リニア新幹線の整備」「新しい基幹産業の創出」「人口増加策でGDP世界一」など、子供達、孫達のためにも、20年後、30年後の繁栄を見据えた政策を打ち出しています。
「未来の繁栄を創るのは、新しい発想」です。こうした斬新な政策が打ち出せるのは、幸福実現党だけです。
――最後に、党首として今後の抱 負をお願いします。
今回の衆院選は、政党名や政策の浸透が不十分で、大変悔しい結果に終わりました。しかし、支援者の皆様方と共に戦って本当に良かったと実感しています。様々
な経験を通して智慧と教訓を積み、それをベースとして、次に進めるからです。これは勇気を持って戦った成果です。マスコミが幸福実現党への報道管制を敷く中、多くの方々から献身的なご支援を頂きましたことに深く感謝しております。
先の衆院選で幸福実現党が発信した政策が、すでに自民党や民主党の政策にも確実に影響を及ぼしています。少しずつではありますが、着実に国論は動いています。今後も、皆様のお声を拝聴しつつ、国民の幸福の実現のために、不断の努力を続けます。私達の志は高く、この日本を世界のリーダーとして理想国家へと変えていくことです。「この国に自由を! 自由の大国として未来を開くことを!」
来年7月の参議院選をはじめとして、これからも政治活動を忍耐強く続けます。
皆様方の熱いご支援、心からお願い申し上げます。
8月の衆院選でほとんどの小選挙区に候補者を立て、全国的 に運動を展開した幸福実現党だが、その主張や党の性格につ いて十分浸透しているわけではない。木村智重・新党首に改 めて幸福実現党の特徴などについて話を聞いた。
――幸福実現党が立党した経緯を、 改めて教えてください。
今回の衆院選を前に、幸福の科学・大川隆法総裁が設立いたしました。私達は、北朝鮮のミサイル発射や核開発など、隣国の脅威が高まっていること、長期不況や人口減少などによって、日本が衰退に向かうことに、強い危機感を持っています。だからこそ、衆院選を目前にした5月末、「この国難に立ち向かわん!」と、急遽立党したのです。
宗教法人幸福の科学を母体とした政党なので、「政教分離」に反するのではないかという声も一部にはありました。しかし、「政教分離」とは、「宗教は政治に関わってはいけない」という意味ではなく、政治が宗教に介入することを戒めたものです。宗教は、公の使命を持っていますから、国難を前に宗教が立ち上がるのは当然のことです。
そもそも、政治の目的は、国民の幸福の実現にあるはずです。宗教は、人々の心を安らかにし、一人ひとりの「心の幸福」に力点を置いています。しかし、不況対策や国防問題など、個人を超えた問題については、それだけでは解決できないところがあります。
私自身、15年間、幸福の科学で宗教者として仕事をしてきました。様々な苦しみについての相談にも乗ってきましたが、その中で、やはり具体的な社会の変革も必要であると痛感いたしました。かといって、既存の政党に任せていては、明るい未来が開けてこないことは確実です。そこで、私達は、国民の皆様の幸福に一層貢献したいと願って、政治活動を始めたのです。
――幸福実現党と他党との違いは どんなところにありますか。
最大の違いは、「自由の価値を守り抜く」という意味での「真の保守政党」であることです。
今の日本で「真の保守」と言えるのは、幸福実現党しかありません。民主党は、「大きな政府」につながるバラマキ政策、「親中反米」のスタンスが顕著です。自民党も、ここ数年、左傾化が進んでいます。こうした社会主義に戻っていこうとする流れの中で、「平等よりも自由が大切である」「平等の名の下に、間違ってどれだけ多くの人が粛清されたか」と警鐘を鳴らすのは勇気が要ることです。しかし、私達は、崇高な価値である「自由」を守り、日本を「自由の大国」とし、「繁栄の未来」を築きたいと願っています。
具体的には、民主党が進めているようなバラマキ型の「大きな政府・高い税金」に対して、幸福実現党は、消費税・相続税・贈与税廃止などの減税路線を進め、「小さな政府・安い税金」を目指します。さらに規制緩和を進め、「努力した人が報われる社会」「自由が繁栄を生む豊かな国家」を創りたいと思います。個人や企業が努力し、その個性や才能を最大限に発揮してこそ、この国を富ませ、繁栄を生み出せます。
もう一つ、既存政党との違いを挙げるとすれば、それは「未来政党」であるということです。例えば民主党は、「目先の利益誘導型のバラマキ政策中心」であって、「未来の成長戦略」など全く考えていません。また、自民党は日本の未来が衰退することを前提に、増税や財政再建を考えています。一方、幸福実現党は、「リニア新幹線の整備」「新しい基幹産業の創出」「人口増加策でGDP世界一」など、子供達、孫達のためにも、20年後、30年後の繁栄を見据えた政策を打ち出しています。
「未来の繁栄を創るのは、新しい発想」です。こうした斬新な政策が打ち出せるのは、幸福実現党だけです。
――最後に、党首として今後の抱 負をお願いします。
今回の衆院選は、政党名や政策の浸透が不十分で、大変悔しい結果に終わりました。しかし、支援者の皆様方と共に戦って本当に良かったと実感しています。様々
な経験を通して智慧と教訓を積み、それをベースとして、次に進めるからです。これは勇気を持って戦った成果です。マスコミが幸福実現党への報道管制を敷く中、多くの方々から献身的なご支援を頂きましたことに深く感謝しております。
先の衆院選で幸福実現党が発信した政策が、すでに自民党や民主党の政策にも確実に影響を及ぼしています。少しずつではありますが、着実に国論は動いています。今後も、皆様のお声を拝聴しつつ、国民の幸福の実現のために、不断の努力を続けます。私達の志は高く、この日本を世界のリーダーとして理想国家へと変えていくことです。「この国に自由を! 自由の大国として未来を開くことを!」
来年7月の参議院選をはじめとして、これからも政治活動を忍耐強く続けます。
皆様方の熱いご支援、心からお願い申し上げます。