幸福維新の志士となれ <幸福の科学>

国難打破から、いざ、未来創造へ

ドイツ日本研究所、幸福実現党に注目

2009年12月10日 | 幸福実現党
幸福実現NEWS 第3号より

ドイツ日本研究所が幸福実現党に注目している、というニュースです。


日本の宗教政党のさきがけに

幸福実現党は先の衆院選で15カ国以上のメディアに取り上げられ、 世界中から大きな注目を浴びている。11月19日には、東京都内でドイ ツ日本研究所が「幸せをめぐる政治・日本の宗教団体とその政治活動」 というテーマでシンポジウムを開いた。 このシンポジウム主催者であり、日本の新宗教とその政治活動を テーマに研究に取り組んでいるアクセル・クライン氏に話を聞いた。

――なぜ日本の政治と宗教について研究しようと思ったのですか。


 これまで日本では政治と宗教のかかわりについての本格的な研究がなされていませんでした。宗教政党の側から、もしくは宗教政党以外の党からの見方は、どちらも一方的になりがちです。そこで、客観的な学者の立場からの研究が必要だと思ったのです。



―日本とドイツの選挙 活動の違いはありますか

 まずは、日本における公職選挙法は世界的に見ても非常に厳しいことです。禁止事項が多く、新人候補者は思い切った選挙活動ができないと思います。もう一つは、候補者と有権者との付き合いが大きく影響し、政策で選ばれにくいことです。
 ドイツは公園やショッピングモールなどで机を出してチラシやマニフェストを渡し、その場で有権者と政策の議論をします。日本では、人の流れが速い駅前で一方的に政党と名前を訴えるだけで、政策の議論は滅多にしません。
 ドイツの選挙活動が理想的というわけではありませんが、日本の選挙活動ではどちらかというと、政策の中身よりも、どの政党に属しているかが重要になってしまいます。その点で、日本の政治に、幸福実現党という新しい政党が出てきたことは、民主主義の観点から、非常にいいことだと思います。

――しかし、日本国民には 宗教政党への抵抗感がある ようです。

 それは、各メディアが必要以上に宗教への恐怖心を煽っていることが一因でしょう。過去には、強引な信者勧誘や反社会的行為を行って問題となった宗教団体もあります。メディアは、宗教の正邪について客観的に報道しないため、幸福の科学もおかしな宗教団体と同じように見られてしまっているのだと思います。


――「政教分離に反する」 という誤解もありますが。

 日本ほど政教分離をうるさく言う国はありません。ドイツでは宗教が幼稚園や保育園、病院などを経営しており、それに対して国から助成金が出されています。また、メルケル首相のキリスト教民主同盟(CDU)が、戦後1945年に発足しています。キリスト教をバックボーンにした政党が当然のように受け入れられ、政権に入っています。

 そもそも「政教分離」とは、国家の弾圧から宗教を守るためのものです。よく聞かれる、「宗教団体が政治に参加するのはおかしい」という意見は、明らかに間違いです。民主主義とは多くの人が政治に参加して意思決定をする制度ですから、宗教団体も政治に参加するのは当然であり、幸福の科学が政治運動をすることはまったく問題ありません。

 宗教は、死後の世界のことだけを説いていればいいのではありません。この社会をどうすれば良くできるか、どうすれば幸福な方向に導けるかと考え、行動すべきです。



――幸福実現党と、日本の 他の宗教政党との違いは?

 他の宗教政党は、政策の中に宗教に関する内容が入っていません。また、宗教団体との関係を曖昧にしています。
 一方、幸福実現党は、「宗教法人の幸福の科学を母体として生まれた宗教政党である」と明確にしており、宗教をバックボーンにした政策を打ち出しています。その意味で、現在、日本で「宗教政党」と言えるのは、幸福実現党だけでしょう。

―― 幸福実現党が世間に 受け入れられないのは、何 が足りなかったのでしょう か。

 一つには時間の問題があります。3カ月ではどんな政党でも議席を取るのは難しいと思います。
 二つ目は、やはり日本国民の意識ですね。日本国民はまだ「宗教政党は何の問題もない」という考えに慣れていません。宗教に対する偏見があり、マスコミの報道の仕方もそれを助長しています。この壁はとても高いですが、幸福実現党には、宗教政党のさきがけの役割を担ってほしいですね。

―― 幸福実現党の今後の 活動に何を期待しますか。

 ドイツに限らないことですが、キリスト教民主同盟などは、キリスト教をバックボーンにした政策を打ち出す精神が次第に弱くなっております。
 その点、幸福実現党には、宗教的精神をもとに「この国を良くしたい」という大きな理想を感じます。
 宗教への理解が不十分な日本社会で活動するのは大変だと思います。しかし、「国民を幸福にするために活動をしています」「日本を繁栄に導くためには、これが正しい政策です」と積極的に、粘り強く説明し続ければ、時間はかかるかもしれませんが、必ずいつか理解が得られると期待しています。頑張ってください。


※プロフィール

Axel Klein(アクセル・クライン)

ボン大学博士号(文学)取得。ドイツの日本大使館経済部にて顧問、通訳として任務した後、ボン大学日本研究所にて研究員・講師を経て、現在、ドイツ日本研究所(東京都千代田区)の研究員。1980年代の日本経済に興味を持ったのをきっかけに、日本の宗教、歴史などについて研究を進めている。


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