幸福維新の志士となれ <幸福の科学>

国難打破から、いざ、未来創造へ

幸福実現党 あえば直道「外国人参政権について」

2009年12月25日 | 幸福実現党
幸福実現党 あえば直道「外国人参政権について1」


あえば直道特別セミナー「幸福のつかみ方」
(09年12月10日 町田文化交流センターにて)


 来年の通常国会で、政府提案として提出されようとしております外国人参政権法案というものがあります。これは国籍を持っていない日本に永住している外国人の方に、地方選挙の選挙権を与えようという法案です。

 地方の市議会議員や村議会議員、村長さんを選ぶ選挙の選挙権ぐらい与えたっていいじゃないか、彼らもちゃんと法律に基づいてちゃんと生きていて、そして納税をしているんだから、やはり選挙権を与えてもいいのではないかという議論もあります。しかし、もしこれを認めてしまったらどういうことが日本の将来に起きるかということを、今の民主党政権はわかっていないというのが一つあると思います。

 なぜか。

 鳩山首相という方は「友愛」というキーワードに代表されますように、非常に抽象的な理想主義者です。ですから本気で中国も含めたアジアが一体となった世界をつくりたいと、純粋に考えておられます。しかし、いかんせん国民の目線とはかけ離れた人で、地下鉄に乗ったことが一度もないという方らしいですから、非常に庶民感覚とはかけ離れた理想主義者であります。

 そして、かたや幹事長である小沢一郎という方は、鳩山首相とは対極の、究極の現実主義者です。現実主義者として民主党を永続した与党にし、そして自民党を万年野党にするためならば何でもやるぞ、というのが小沢幹事長の戦略です。まだ民主党は自民党に比べて、地方の基盤が強くない部分もあります。ですから次の参院選も含め、永続的に民主党が政権を固めていくために、やはり地方の票はしっかりと組織として固める必要がある。

 そのために、例えば韓国の民団40万人の方々としっかりと握りをして、地方参政権を与えるから民主党に必ず票を入れるようにと、こういった水面下での約束を取り付けているわけですね。

 ですから民主党が今掲げている法案というのは、旧植民地であった朝鮮半島のいわゆる特別永住者約40万人に対し、さらにこれまでの審査で認められた50万人の一般永住者に対して参政権を与えようと。これは中国系の方が多いわけですけれども、合計90万人です。

「日本1億数千万人いて、たかだか90万人の方に選挙権を認めて何が悪いんだ」と、これが朝日新聞等を中心としたマスコミの論調でもあります。民主党よりのマスコミの論調でもあるんです。

 しかし今私が申し上げましたように、今のことしか考えていないというのが、決定的な指導者としての資質、能力、見識の不足なんだということですね。今仮に90万人であったとしても、じゃあ10年後はどうなんだ、20年後はどうなんだということまで考えなければ、日本の平和を守ることはできません。ひょっとしたら今から10年後には90万人が900万人になっているかもしれない、20年後には1500万人になっているかもしれない、ということまで考えないといけないわけです。

 もし900万とか1000万の勢力になったならば、当然その1000万の人たちの影響というものを、政府は選挙の時に無視できないでしょうから、当然中国が意図を持って日本に多くの移民を送り込んできたならば、すばらしい移民の方、優秀な移民の方がいるのはもちろんわかっていますけれども、明らかな意図を持って送り込まれてきた方が次々と。

 例えば、では沖縄の与那国島の村長選挙が近づいてきたと。もうすぐあと3カ月後に選挙だという時に、3カ月前だったらもう住民票でも何でも移せますから、ダーッと200人、300人ぐらい与那国島に中国の方々が住民票と一緒にやってくる。そして村長選挙によって中国よりの非常に近い村長さんを選びましたと。与那国島には自衛隊も入れません、当然、在日米軍も入れません。かわりに人民解放軍がやってきました。そして、やがて次々と島から沖縄本島を落としていく。軍隊を使わなくても、参政権があることによって、政治の力で引っ張ってくることはいくらでもできるんですね。


幸福実現党 あえば直道「外国人参政権について?」


09年12月10日、町田文化交流センター にて開催された、幸福実現党 あえば直道のセミナーより抜粋②。

 私は、国籍を持たない永住外国人に参政権を与えた国がどうなったかということを、実際に見てくることにいたしました。

 ヨーロッパの中で特に寛容性の国土をもって、70年以降、いろいろなタイプの移民の方を受け入れてきた「オランダ」という国があります。

 オランダという国は非常に寛容な国で、70年代にアメリカ等からヒッピーを多く受け入れたんですね。するとヒッピーの人たちは当然、大麻とか麻薬をいっぱい持ち込みました。寛容なオランダという国は、そうしたものも受け入れて、今、大麻等の麻薬は合法化されております。ソフトドラッグとして、コーヒーショップという所で売られているんですね。実際に私も行ってきました。買ってないですけど(笑)。

 そこであれば、押尾学ものりピーも全然逮捕されずに、きっと機嫌良く生活できるんでしょうね。そして同性愛の方も事実上の結婚が法制度的に認められた国でもあります。また、安楽死や尊厳死も認められた国であります。ですから非常に寛容な風土なんですね。

 オランダとしても、産業を興していくために石油の利権がどうしても欲しかったので、特に80年代からイスラム系、つまり中東の移民を次々に受け入れるようになりました。そして1983年に憲法が改正され、外国人の方にも地方参政権を与えようということが制度として受けとめられるんですね。

 当時、オランダにいらしたイスラム系は、トルコ人、モロッコの方を中心として5万人です。オランダの今の人口は1600万人前後。そのうちの5万人ぐらい、「なんてことないじゃないか」と、当時の方も思われたはずです。そう現地の方も言っていました。けれども、その5万人が今、二十数年たってどれぐらいになっているかと言いますと、オランダの現地の方は、やはり先進国は出生率が低いので1.23人ぐらいだそうです。ですからオランダ人が増える割合はそう多くはない。

 ところが今現在、イスラム系移民の人口は100万人です。5万人が20年で20倍になって、人口の約1割を占めるようになりました。あちらの方々というのは、出生率が5人から6人ぐらい、たくさん子どもが産まれますので、ものすごい増え方をしていくわけです。

 その結果どういうことが起きたかと言うと、寛容な風土であったオランダでは、まあ小さな事件はいろいろ起きますが、政治的な暗殺事件というのは実は1600年代以降、一件も起きていなかったのです。

 ところが増えすぎたイスラム系の移民の方々というのは、非常に厳格な戒律主義の価値観を持っていますので、オランダの寛容は風土はとても受け入れがたいんですね。これはもう悪魔の所業であると、断じて許せないということで、オランダ文化にほとんど溶け込もうとしませんでした。

 ですから産業を興していくうちに非常にひずみが起きてきたんですね。断食の習慣というものがあるので、朝起きてから日没まで断食という日には、仕事をしている方でも一切ものも食べず受けつけない、仕事にならない。そいて1日5回は礼拝の時間をとるので、仕事になりません。

 ピム・フォルタインという保守系の政治家が、ちょっとこのままイスラム系の移民が増えすぎると、オランダという国は大変なことになるということを、はじめて声を上げ、大人気を博しました。「そうだそうだ」という声がだんだんオランダで高まってきて、2002年にピム・フォルタインは暗殺されたんですね。

 これは、数百年間、政治暗殺が起きなかったオランダに、大変な衝撃でありましが。その約2年後、そのピム・フォルタインのドキュメンタリー映画として記録に撮ろうとしていた、映画監督のゴッホという方も、イスラム系の過激派に暗殺されました。「ひまわり」という絵で有名な絵を描いたゴッホの子孫で、そうした結構血筋のしっかりした方が暗殺されました。

 これで、現地のオランダの方が、特に若者を中心に思い切り声を上げるようになったんですね。そしてイスラム系の寺院や文化施設に火を付けたり、あちらこちらで小競り合い、暴動、犯罪が次々に多発するようになりました。その現場を、今回私は見てまいりました。

 これは平和が永く続いてきたオランダの真実です。

 そして今、そのムスリムの方々が、オランダの価値観を変えようと本気で考えています。世論調査の結果明らかになったことは、ムスリムの政党を作れという声を上げているんですね。あそこは比例代表の国ですので、もしそのままストレートに投票すれば8議席は取ります。そうすると当然連立政権の中に入っていって、次々とオランダの政策をイスラムよりに変えていく。こういったシナリオが描かれていくわけです。

 現実に地方参政権を認めたということで、10年、20年たつと実はこういう結果になるんです。だから日本も簡単にこうした議論に対して、甘い態度を取ってはいけない。「もしこのまま進めていけば、軍事力を使わないでも、中国共産党の意図のままに日本が侵略される危険がある」ということを明確に訴えているのは、幸福実現党だけです。保守として明確にこうした声を上げているのは、幸福実現党だけです。

 自民党の中にでも「地方参政権を認めろ」と。そのことによって地元の票につながる政治家が、いっぱいいるわけですね。しがらみがあるがゆえに、「本当に日本人の権利は、いったいどうすれば守れるのか」と言うことができない、麻痺した国になってしまう危険がある。
 これを変えることができるのは、私たちしかいないと思っています。


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