学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

ちょっとだけ…の日記

2008-06-05 22:54:31 | その他
梅雨でしかたがないとはいえ、近頃、雨ばかりでうんざりしますね。今朝は少し晴れ間がのぞいていたにもかかわらず、午後から曇りになって、そうして雨。今の時期はまだ紫陽花も咲かないですし、かたつむりの出現もありませんし、なかなか風流を感じるというよりも、ただ単に寒い毎日が続くのです。まだじめじめしないだけ良いのですけれど。

気温が不安定なせいか、昨日は体がだるかったので、ブログを休ませてもらいました。体調管理には気をつけたいものです。みなさんも体にはお気をつけてください。全然、日記になっていなのですが、今日も早めに休ませてもらいます。



岡村孝子「夢をあきらめないで」

2008-06-03 21:20:21 | その他
泣ける夜、でもいつまでも泣けてばかりはいられない!

このままではいけないと岡村孝子さんの「夢をあきらめないで」を聴きました。懐かしすぎる。でもすごくいい曲。色あせない。これもある意味泣ける…。でも同じ泣きでも、ポジティブな気がします。

音楽はいいですね。音楽を聴くと気分が高揚したり、逆に涙が欲しくなったりする。不思議なものです。

永井真理子「ZUTTO」

2008-06-03 19:43:31 | その他
滅多に音楽を聴かない私だけれど、なんだかやけに聴きたい気分になったので、書棚からCDアルバムを1枚出して、曲を流してみました。

永井真理子さん

アルバムを見ると「92年」とあります。92年、今から16年前。

1992年、あの頃の私はまるでのんきでした。朝、決まった時刻に起きて、ご飯を食べる。そうして、長い道のりをとぼとぼと学校まで歩く。学校で授業を受ける。放課後、友達と遊ぶ。日が暮れれば家に帰る。いやいやながら宿題をして、さっさと温かい布団で寝る。いつもの、いつもどおりのサイクル。あのときは、あのときなりに悩みがあったような気がするけど、今はもうあんまり覚えていないのです。

永井真理子さんの「ZUTTO」

これは泣ける…。間違いなく、私には泣ける曲です。懐かしさ、メロディー、それは詩。

たまには泣ける夜もいいものさ。

古代エジプトの猫

2008-06-01 21:40:20 | 仕事
ふと頭をよぎったこと。

いつだったか、古代エジプトの展覧会を見たことがありました。古代エジプトといえば、ピラミッドやスフィンクス、ミイラを想像される方が多いと思いますが、実際にその展覧会もメインの展示はミイラだったわけです。多くの人たちがミイラを人目見んと、集まる中で、私は猫の銅像の前でぼんやりしていました。

古代エジプトにおいて、猫は守り神。私が見た猫の銅像は、もはや左側が朽ちかけ、銅も劣化し、それはひどい状態でした。けれども、作られてから何千年と経っているのにも関わらず、猫の表情、そして凛とした姿勢からは知性と品位、威厳がありありと感じ取られたのです。私は、あまりの素晴らしさにぼうと佇んでいた次第…。

今を生きる私たちが、後世の人々に何を残せるのでしょうか。古代エジプトの人々のように「ああ、いいな」と素直に思えるものが残せるのでしょうか。どうも私には残せるようには思えず…。人間は徐々に退化し続けている?そんなことを思うと、元も子もないような気もしますが、今に生きる私たちは何か(その何かがうまくつかめない:泣)を考えなくてはならないのかな、と思いました。

漠然として、何だか全くまとまらないことを書きましたね…。結論は猫が素晴らしかったということで(笑)