栃木県は東、那珂川町馬頭広重美術館で「東海道と木曽街道の旅」展を見てきました。江戸時代の浮世絵師歌川広重の「東海道五拾三之内」、「木曽街道六拾九次之内」の作品のほか、ところどころに同時代の浮世絵師渓斎英泉の風景画が織り交ぜられて構成されています。これらの作品、過去に何度も見ていますが、何度見ても良いもの。
全体を通して、江戸時代の東海道と木曽街道を旅しているような気持ちにさせられます。朝、夕、夜。晴、曇、風、雨。大きな自然のなかに人間が生きていることを実感します。(現在は人間のなかに自然が生きているような逆転した世の中になりつつありますが…)描かれる人々の表情も大変豊か。また、浮世絵の技法としてみても、「刷りぼかし」の多用、風景や人物をシルエットにして遠近感を出そうとする表現法など、1点1点に魅力を感じるものになっています。日本人はどんなものにも手間をかける、と言われますが、浮世絵にしても大変手間をかけて制作したことがわかります。
東海道と木曽街道、江戸時代の息吹。浮世絵は江戸時代に生まれて、平成の人々が見ても損なわれない魅力。とても素晴らしいですね!
全体を通して、江戸時代の東海道と木曽街道を旅しているような気持ちにさせられます。朝、夕、夜。晴、曇、風、雨。大きな自然のなかに人間が生きていることを実感します。(現在は人間のなかに自然が生きているような逆転した世の中になりつつありますが…)描かれる人々の表情も大変豊か。また、浮世絵の技法としてみても、「刷りぼかし」の多用、風景や人物をシルエットにして遠近感を出そうとする表現法など、1点1点に魅力を感じるものになっています。日本人はどんなものにも手間をかける、と言われますが、浮世絵にしても大変手間をかけて制作したことがわかります。
東海道と木曽街道、江戸時代の息吹。浮世絵は江戸時代に生まれて、平成の人々が見ても損なわれない魅力。とても素晴らしいですね!
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