学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

2008-01-23 21:39:46 | 仕事
この地方では珍しく雪が降りました。

私は雪国生まれのせいか、雪を見ると落ち着きます。

午前中だけの雪でしたが、何だか故郷を思い出します。

雪を描いた作品と言えば…

私は伊藤若冲の《雪中錦鶏図》を思い出します。

対象をあくことなく観察して、画力を鍛え上げた動植サイ絵の一幅です。

この世とは思えない空間。特に粘着力のありそうな雪が印象的なのです。

大学時代にこの絵を勉強したこともあり、個人的な思い入れのある作品です。

四季を見て、自分の好きな絵を思い出すこと。

とても楽しいことです。

そんな心の余裕をいつまでも持ち続けたいものですね。
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