今日はとても良い天気に恵まれました。2月に入り、心なしか少しずつ暖かくなっているような気がして、毎日が楽しい気持ちでいっぱいです。すでに1月が終わりましたが、平穏無事、仕事も順調に進んでいるので、この調子で2月も乗り切っていきたいものです。
最近、私が読んで見たい本。それは紫式部の『源氏物語』です。『源氏物語』は、江戸時代の頃までは知っておくべき教養のひとつとして幅広く浸透し、美術のテーマにも数多く選ばれている物語ですね。ただ、かなりの長編で、読む通すのにはかなりの時間とエネルギーを要します。私も何度か挑戦しましたが、谷崎潤一郎訳、与謝野晶子訳、円地文子訳、いずれも途中で挫折しました。ただ、最近新しく『源氏物語』が訳されており、久しぶりに読んで見たい気持ちになっています。
ひとつは河出書房新社の角田光代さんの『源氏物語』で、角田さんの文体でどう読めるのかが楽しみなこと。ふたつめはA・ウェイリー版のもので、こちらはウェイリーが訳したものを再び日本語に訳し直したもので、いわば逆輸入した『源氏物語』。さらにこちらはグスタフ・クリムトの作品が本のカバーを飾り、紫式部とクリムトという合わせ方に現代的なセンスを感じさせてくれます。
古典は更新されるもの。古いものを新しく今に蘇らせる力が言葉や美術にあります。この機会にぜひ読んで見たいものですね。どうか、途中で挫折しませんように。それでは、今夜はおやすみなさい。
最近、私が読んで見たい本。それは紫式部の『源氏物語』です。『源氏物語』は、江戸時代の頃までは知っておくべき教養のひとつとして幅広く浸透し、美術のテーマにも数多く選ばれている物語ですね。ただ、かなりの長編で、読む通すのにはかなりの時間とエネルギーを要します。私も何度か挑戦しましたが、谷崎潤一郎訳、与謝野晶子訳、円地文子訳、いずれも途中で挫折しました。ただ、最近新しく『源氏物語』が訳されており、久しぶりに読んで見たい気持ちになっています。
ひとつは河出書房新社の角田光代さんの『源氏物語』で、角田さんの文体でどう読めるのかが楽しみなこと。ふたつめはA・ウェイリー版のもので、こちらはウェイリーが訳したものを再び日本語に訳し直したもので、いわば逆輸入した『源氏物語』。さらにこちらはグスタフ・クリムトの作品が本のカバーを飾り、紫式部とクリムトという合わせ方に現代的なセンスを感じさせてくれます。
古典は更新されるもの。古いものを新しく今に蘇らせる力が言葉や美術にあります。この機会にぜひ読んで見たいものですね。どうか、途中で挫折しませんように。それでは、今夜はおやすみなさい。