学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

ロシアに対するイメージの欠乏

2007-08-04 06:02:46 | Weblog
おはようございます。
朝から少し湿った空気が流れています。
今日も暑くなりそう。

さて、読書好きなら今話題?の光文社古典新訳文庫『カラマーゾフの兄弟』を読み進めています。そうとう売り上げているらしく、私も書店3件目にしてようやく購入できました。しかし、3巻まで来てとうとうダウン。大きな活字で組んであるし、読みやすい文章であるはずなのにどうして?

その原因として考えられることは、おそらくロシアに対するイメージの欠乏なのではないかと思います。ロシアといえば、雪が多いし、寒いから、空が暗い=作品全体もどんより暗いイメージ、街並みやそこに住む人々の風俗などもよくわからないなど。間違った知識とわからないことが多すぎて、文章を読んでもイメージが浮かびにくく、組み立てにくいのかもしれません。

そこで、今日は休みなので、少しロシアのことを勉強してみます。歴史、景観、そしてそこで暮らす人々。これらを学ぶといくらか違うのではないかな?そんなことを期待して・・・。