学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

招待券について

2007-06-20 22:17:21 | Weblog
美術館には、他館のパンフレットやチラシの案内が
たくさん送られてきます。
私たちは、それらを見て、展覧会情報をつかみますし、
あるいはパンフやチラシのデザインで素晴らしいものがあれば、
メモなりをして、自分がデザインをする際の参考にしたりもします。

さて、美術館に送られてくるものに、もう一つ、招待券があります。
ほとんどが無料で展覧会を見られる券。
これは大変ありがたいものです。
美術館によっては入館料が1,000円以上しますからね。
けれども、最近私はあまり招待券を使わなくなりました。

理由は、ちょっと変わっているのかもしれないけれど、
自分でお金を使わないと、じっくり絵を見ないから、です。
招待券だとどうしても気持ちが軽くなってしまいます。
自腹を切ると、なんとしてもお金の分は
じっくり見てやろうという気になりますよね。
私もまさしくそうなのです。

ですから、私の勤める美術館ではアルバイトさんでも
自由に招待券を持って行ってもらっても良いことにしています。
学芸員が招待券を送ってきた美術館全てに行けるわけでも
ありませんしね。

明日、私はお休み。
どこか美術館へ行こうかな?

今日は、招待券のお話でした。

コメント (4)
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真夜中1時前

2007-06-20 00:48:26 | Weblog
眠れない・・・。
こまったものです。

今聞こえるものといえば、
ときどき通る車の音、
そして田んぼから聞こえる蛙の声や虫の音。
全てが闇と静寂に包まれています。

北風が部屋の中を通り抜ける。
白いカーテンがふっくらと広がったかと思うと、
またすぐに元の通り。
私はちょっと肌寒さを感じます。

夜。
それは孤独で寂しいもの。
けれど、私はそんな夜を愛しています。
太陽は忙しすぎるから。

これからまた寝ます。
もっとも好きな夜の舞台を、自ら去らなくてはならないことに
少し残念さを感じますけれど。
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