羽鳥湖高原徒然記

福島県羽鳥湖高原 ルークのお父さんのなんでも雑記帖

ひゃくはち

2009年04月27日 | 映画
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2008年8月9日公開の『ひゃくはち』。

監督・脚本 森義隆
原作 早見和真
主演 中村蒼(ノブ)、斎藤嘉樹(雅人)
他  竹内力 小松政夫 光石研 桐谷健太 

高校野球を題材にした青春映画の傑作。といっても単なるスポ根ものではありません。

神奈川県代表甲子園常連の名門京浜高校の野球部寮で練習に明け暮れる雅人とノブは補欠部員。高校生活最後の夏にベンチ入りを目指し奮闘する二人の姿を描いていますが、決して汗と涙だけの物語ではありません。

彼らは煙草は吸う、酒も飲み、合コンもするが野球対しては真面目な高校生。
映画の中ではこんな問題を取り上げていたら半分のチームが全国大会に参加できなくなると言っていました。・・・そんなシーンもあるためか青春映画なのにPG-12指定となっています。

過酷な猛練習を乗り切ったなかから20人だけがベンチ入り。仲良しの雅人とノブが中盤にはサードを争うライバルとなる。

甲子園常連校の過酷さはこんなんだろうなと思わず頷きます。。。監督役の竹内力がいい味だして鬼監督を名演。雅人の父親役の光石研も不器用な親父役で泣かせます。

途中の伏線のシーンの謎がラストシーンでわかる最高のエンディング・・秀逸。
感涙

爽やかに心が温かくなる映画 です。



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