鎮守の森の学校(京都北山細野の神主)

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

初詣は千里の氏神・上新田天神社から墓参り?

2013年01月02日 | 信仰(宗教)

二日は元日に続いて朝から晴天で風もなく二日続きでこんな天気は初めてでした。犬との散歩も今日は奥の5ヶ所の檻をすべて歩いて見て回りました。約50000歩、登りの山道もあるので汗をかいてしまいました。昨日の寒さに懲りて厚着で歩いたせいですが。

今日は初詣(地元の神社は昨日にお祭りをしました)に妻と出かけました。何時もは私が生まれたところの氏神さまである松尾大社と実家の西大路八条の若一神社にお参りしてお札を受けてくるのですが、今日は千里の氏神・上新田天神社へ妻と共に向かいました。その後京都のお宮さんをまわって墓参りもついでに済まそうと不埒な計画で出発。

自宅から約2時間上新田天神社にお昼に着きましたが鳥居の所から長蛇の列、スゴイと思いましたが神殿前は大した混雑はしていません。原因が判りました。手水舎で渋滞がおきていました。

手水舎が小さくて一度に二人しか使うことが出来ないからでした。普段は一度に沢山な人がお参りされることが少なかったからです。今年は手水舎の改装を宮司は考えるべきですね。来年のお正月の為にも。

名神も大した混雑も無く,と言っても名神京都南の第一出口は京都市内に入る車で渋滞、第二出口から城南宮方面に出て伏見城の側のお墓へ、急に雨が降り出して来ました。我が家の墓参りを済ませて,今熊野の観音寺の妻の実家の墓参りをすませる

ここで、墓参りの後でお参りは神様が嫌がられていると思いやめにして北白川の廻り寿司「長次郎」にゆき腹一杯食って帰る。

そう言えば昨年も一度だけ廻り寿司を食いに行ったのは確かに「長次郎」だった妻に連れられて、場所は西京極球場の近くだった。

昔(私が子供の頃)は正月三ヶ日は何処も店は開いてなかった、そのために「おせち料理」が工夫されたのですね。

主婦を正月は家事から解放するという面もありました。そのために三ヶ日は掃除もしないのが現実でした。

私の家は神社でしたから一年で一番忙しいのは正月3ヶ日だけでした。

しかし、祖母や母は3ヶ日は掃除(帚を持つこと)はしませんし、食事も朝の雑煮以外は「おせち料理」ですませていました。

昔が良いのか? 今のように何時でも店が開いているのが良いのか? 考えようですが心のゆとりも大切と思います。 ここで言う「ゆとり」とは「ゆとり教育」のことではありません。子供に「ゆとり」は必要ないと私は思っています。

子供に「ゆとり」を与えるとバカに育ちます。子供は時間の「ゆとり」を必要としていません。こどもは次から次へと行動して育って行くのです。無理に学校で「ゆとり」を与え続けてゆくので「ナマケモノ」に育って行くのです。

写真は我が家のお墓です。正月から墓の写真など縁起でもないと言わないで下さい,神道では亡くなったご先祖は神となって子孫達を見守って下さるのです。

 

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