細越麟太郎 MOVIE DIARY

最新の映画情報や批評を掲載します。

●「ワイルドスピード・3/東京ドリフト」の暴走快感。

2006年08月19日 | Weblog
●8月18日(金)13-00 東銀座<U.I.P.試写室>
M-100 「ワイルドスピード・3」Tokyo Drift (2006) universal 米
監督・ジャスティン・リン 主演・ルーカス・ブラック ★★★☆☆
アメリカでの非行で身寄りのなくなった学生ルーカスは父親を訪ねて東京に来る。
さっそく夜間に暴走する「ドリフト族」にハマってしまい、トラブルを繰り返し、ラストでは恋人を巡っての決闘レースとなる。まさに現代の東京西部劇だ。
意外や前2作よりも面白いのは、東京が舞台のせいもあるようだ。
なにしろ渋谷宮益坂からフルスピードで、人ごみのスクランブルに突入する映画的な乱暴さは迫力満点。
こんな映像は、規制の煩い日本映画では無理。
恐らくこの映像も、無許可の上に巧みなC.G.処理を駆使したのだろう。
有無を言わせぬ圧倒的なスピード感と、ロック・ミュージックにドリフトさせられてしまう。
ラストで、ちゃんと「このようなドライブは絶対に真似しないでください」とでる。
真似しようったって、これは無理。面白かった。

コメントを投稿