細越麟太郎 MOVIE DIARY

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●「ザ・センチネル」驚愕の原作との大きな違い。

2006年07月10日 | Weblog
●7月10日(月)13-00 六本木<FOX試写室>
M-082 「ザ・センチネル/陰謀の星条旗」The Sentinel (2006) fox
監督・クラーク・ジョンソン 主演・マイケル・ダグラス ★★★☆☆
ジェラルド・ペティヴィッチの原作は非常に衝撃的なエンディングだったので、ファースト・レディ役のキム・ベイシンガーがラストで豹変するかと期待していた。
しかし映画はやはり原作のモチーフを活かしながら、結末は常識的にテロリストが死んでしまう。
ま、これもハリウッド・エンタテイメントの限界なのだろう。
シークレット・エイジェントのマイケル・ダグラスがキムと浮気する設定は原作通りだが、その疑惑を探るFBI捜査官に「24」のキーファー・サザーランドをキャスティング出来たことで、サスペンスは上昇している。
大統領暗殺ものとしては、上出来で、原作を読んでいなければ、これはこれでいいだろう。
でも原作「謀殺の星条旗」はもっとスリリングだったなー。

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