諸葛菜草叢記

 "窓前の草を除かず“ 草深き(草叢)中で過ごす日々の記

花の訪問者

2012-04-18 22:08:26 | 日記・エッセイ・コラム

 日中の温度が、15~6度に安定してきました。過ごしやすくなりました。桜は、青葉が目立つようになりましたが、春の花々は、いまは盛りです。黄色、淡紅、濃紅、白、紫・・のコラボレーションは、今を措いてありません。

 白椿 蘂(しべ)より漏れし 蜜だまり 甘きに酔いゐる はなもぐり甲虫 ー夢蔡ー

20120408_027 ▲ 小形の甲虫(かぶとむし)“ハナムグリ“ 本来は、花芯の奥に入り込み、動き回って蜜を吸う。結果、椿の花粉が雌しべへ着くのですが、写真の状況では、タダ飲みです。多分、蜜の漏れ出したのは、ヒヨドリがつついたせいかもしれません。

 蒲公英の 歌作らんと 覗き見る 花あぶ来たりて 睨みかえさる ー夢蔡ー

20120417_025 ▲ タ ン ポ ポ【蒲公英】 タンポ穂の意で球形の“果実穂”をタンポに見立てた名称。タンポポの凄いところは、 花びら一つひとつが、“舌状花”と言う“独立した花”である。その先端に種を結実させて、綿毛となって飛び散る。繁殖力は、抜群である。

 陽光の 破片(かけら)のごとく 蒲公英の 咲けば荒れ畑 美(は)しき花園-夢蔡ー

 


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