BUGGLES(バグルズ) 2008年01月28日 | blog ポリリズムという歌を聴いていたら、頭の裏側で「ビデオキルザラジオスター」という曲が流れてきた。 バグルズの時代はテクノポップといいながら、電子機器は使っているものの、中身の技術や機材はほとんどアナログだったはずだ。年代を調べると1979年なので間違いなくアナログ時代である。 だいたい「新」とか「ニュー」が頭についているものは、すぐ古くなる事が多い、新世界、新開地、ニューミュージック、ニューウェーブ、たぶんその頃の表面的な浅い部分だけ見て命名してるからだろう。 バグルズは今聞いても新鮮である。
スコタイ:パッタイとスイカシェイク 2008年01月27日 | blog パッタイの基本はエビとモヤシと米の麺のようだが、地方や店によって微妙に違う。 スイカシェイク(スイカジュース?)の赤がまぶしいスコタイの昼下がり。
メープルシュガーとシナモンティー(第4回) 2008年01月27日 | 試作品 メープルへ 僕は今とても悩んでいます。 美大に入ったのは、メディアアートのコースだけ実技試験が無かったからで、とくべつ美術が好きなわけでもなく、「ポリリズム同好会」で君を見てから、学校に来てるのは君に会うためであって、勉強のためじゃなくなってます。 君が一生けんめい、課題の絵を仕上げている姿を見て、すてきだと思う反面、自分自身を振り返ると、何のために今を過ごしているのかが、とても不安です。 君にふさわしい自分になりたいと思うけど、自信がありません。とても自身がありません。 今日も色々なことを考えたまま、朝になってしまいました。 僕はだめな人間かもしれません。結局、色々な事から逃げてるだけなんです。
スコタイ:パッタイ 2008年01月25日 | blog スコタイ:パッタイ タイの食堂ではとりあえず「パッタイ」をたのめば失敗が無い。辛くもなく焼きソバみたいな感じで日本人の舌に合うと思う。 パッタイが100円でコーラが50円くらいだったか。
スコタイ:スイカと携帯 2008年01月25日 | blog スコタイ:スイカと携帯 宿には食堂が無かったが、すぐ前にホテルとレストランがあり、夜はそこで食事をしていた。タイの料理は地域にもよるのか辛いものばかりではないようで、辛いものをうまく避ければお腹も無事に過ごせる。値段的には日本の半額くらいの感じだろうか、いや量が二人前あるので四分の一か。 今回はソフトバンクの携帯を持っていき、毎日、ノートパソコンからインターネットにつないでいたが、それが、とんでもないことであったと、1月の料金請求額を見て、腰を抜かしたのである。
スコタイ:シー・サッチャナーライ遺跡公園 2008年01月25日 | blog シー・サッチャナーライ遺跡公園 スコタイからは50km離れている遺跡公園。宿のオーナーが行くか?と言ってくれたのでオーナーの車で行った。途中の道もきれいに舗装されているし、タイに限らず、もう世界には秘境といえる場所は無いのかもしれない。 このワット・チャンロム寺院は、象が仏塔をささえているが、しっくいがはげてしまって象だかなんだかよく分らない。
メープルシュガーとシナモンティー(第3回) 2008年01月24日 | 試作品 私の父は奈良のほうで半導体工場のメンテナンスをやっていた。 一度父の職場に行ったら、みんな白い服をすっぽりかぶっていたのでどれが父かわからなかったっけ。でも一人だけマスクの奥の目が笑っていた。 その時、父が顕微鏡で半導体ってやつを見せてくれたけれど 「銀河鉄道から見たどこかの街の景色みたいだろ」と言ってたのを覚えている。 たしかに機械だけでできている惑星はこんな風だろうな。 その父が言っていた 「月に一度機械をすべて分解してまた組み立てるのだけど、いつも1個だけネジが余ってしまうんだよ。不思議だよ」 今の私はそのネジだと思った。その中に包まれている時には気づかないけれど、後からでは二度と戻れない、時や、場所が、あるのだと。確かにその場所に居たはずなのに、決して戻ることはできず、でも、そのネジが1個なくてもすべて何でもないんだと。 そう思ったら少し涙が出た。でも大丈夫。 昔から「かえでの涙は甘い」と言われていたんだ。 私はメープルシュガーなんだから、決して人生を苦くしょっぱくはしない。
メープルシュガーとシナモンティー(第2回) 2008年01月24日 | 試作品 僕の名前は「茶川鉄郎」デザイン学部メディアアート学科の2年 僕の通っている美大は坂の上にある 金持ちの連中は家から車で通ってくるが 僕はすぐ近くの安下宿から毎日歩き 人生の格差はすでにこの坂を上るところから始まってるのさ
メープルシュガーとシナモンティー(第1回) 2008年01月24日 | 試作品 私の名前は「佐藤かえで」少し背の低い彼は「茶川鉄郎」 そのころはやっていたアニメのせいで「鉄郎とメープル」と呼ばれていたっけ あの頃はみんな同じ列車に乗って、同じ星座を眺めていたけれど 気が付くと銀河鉄道の乗客は私ひとり みんなどこで降りたのかしら それとも私だけ駅を間違えたのかしら 私たちが目指していた星は ベテルギウスだったかビートルジュースだったか とにかくそんな名前だったわ