河童アオミドロの断捨離世界図鑑

河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

八田君のお父さん

2010年08月05日 | 青の妖精と夏への扉
「ごめんください、区役所の住民課です
えーと、君、お父さんは居るかな?」

「私が二郎の父親だ、聡一郎だ」

「えっ、見た目は子供」

「そうだ、見た目は子供、知能は子供以下だ」

「住民基本台帳によると聡一郎さんは今年114歳になられるそうで
ご本人の確認と、お祝いの品をお届けにまいりました」

「114歳は私の父親のほうだ、二郎の祖父だ」

「でもお名前が、聡一郎さん、となってますが」

「そうだ、長男はみんな聡一郎だから、父も祖父も曽祖父も
みんな聡一郎なのだ」

「そ、そうなんですか、まるでバリ島みたいですね」

「で、おじいさまはご健在ですか?」

「わしが父親でもあり、祖父でもある
つまり同一人物なのだ」

「わ、わかりました。ご本人がそうおっしゃるのですから
聡一郎さんは114歳でご健在という事で
引き続き、年金の支給継続という事で処理いたします
末永くおったしゃで
これでまた日本人の平均寿命が世界一に延びました」

「曽祖父もまだ・・・もう何歳か計算できないが
土の中で生きているぞ
その父親もまた、パソコンの中で生きておる
300歳は超えていると思うぞ
デーモン小暮は100047歳とか言ってるし」

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