山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

ひらひら ふらふら(さんぽうた112)

2021年11月01日 | いきもの

 ひらひら ふらふら   しじみちょう やまと

 

かぜがとまった ひらひらひら

かぜがふいたら ふらふらふら

 

あったか のはらは

きもちいい

 

ひらひら ふらふら

 

おいしい おやつは

きいろい おはな

 

ひらひら ふらふら

 

ともだち さがしに

たんけんだ

 

ひらひら ふらふら

 

わくわくしちゃう

であいの よかん

 

ひらひらひら

ふらふらふら

 

       これは、おいしくない

       おいしい!相席でも構いません!!

 そして、とうとう、

       運命の相手に出逢いました

       ここに卵を産みます

 ヤマトシジミ(だと思う)は、この辺りで、ごく当たり前に見られるチョウチョです。春先から秋の終わりまで、ずっと姿を見せてくれます。

 観察していると、非常に危うい。 アゲハやタテハのような飛翔力はないし、軽量なものだから、風が吹けば、あっちにフラフラこっちにフラフラと飛んでいます。

 我が子が、周りの状況もかえりみずに走り出したのを見守る親のような気分にさせられるチョウチョです(考えてみれば、一人前の大人なんですけれど)。

 今回『やまと』君に聞いてみて、偶然分かったんですけど、生まれ育つのは、カタバミの葉っぱなんだそうです。

 そうか!どっちも春から秋の終わりまで元気だし、どっちも小さくて可愛い。季節的にもサイズ的にも、相性すごく良さそう!

 そう言えば、『やまと』君が飛んでいる場所も、先日紹介した『かたばみちとせ』ちゃんの近くだったことに気付きました。

 なんだか、すごく納得がいく散歩のひとときになりました。

 秋深まるというか、いつ冬が来るのかと心配な時期ですが、『やまと』君からも『ちとせ』ちゃんからも、なるべく長く目を楽しませて貰えると嬉しいです。