山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

『とうやチップス』を作ってみた

2024年08月22日 | 日記とレシピ

 「こんにちわあ!」

 この声は、T氏だ。

「はあい!」

 玄関を開けると、段ボール箱を抱えたT氏。

 「ようやく出来たさげ、食ってけろにゃ。」

 箱の中身は、ジャガイモだ。

 先日も、貰ったばかりだから、これは違う品種だろう。

「『とうや』か?」

「んだ。」

「ありがど様!わざわざどうもな!」

 車まで見送りに行くと、助手席に人影。

奥さんだ。

「久しぶり!」

「どうも。」

「わざわざ、ありがとな。」

「ん。」

相変わらず口数は少ないが、元気そうで何よりだ。

「んじゃ、また。」

 二人を見送る。

 

 さて、ありがたき2種類目のじゃがいもを戴いてしまった。

 今回いただいた『とうや』は、芯がしっかりしていて煮崩れしないタイプのじゃがいもだ。

 カレーとかシチューのような煮込むタイプの料理に使うことが多い。

「カレーとか、作りたいんだけど・・・。」

「だめ。予定決まってるの。」

 はあ、そうですか。

 じゃあ、とりあえず軽食で行ってみますか。

と言うか、前回『キタアカリ』を貰ったあとに作った料理が不完全燃焼だったから、その続きに丁度良いと考えたのだ。

 料理名は、ポテトチップス

 だいぶ前に、この2種類のじゃがいもを揚げて食べ比べたことがあった。

 分かったことは、この料理では、出来上がりにそんなに違いはないということ。 

 だから、今回のメインテーマは、品種による違いではなくて、調味料による違いに焦点を絞ってみます。

 まずは、使ってみたい調味料を並べてみましょう。

       この中から2種類選ぶんだけど

 『カレー粉』は決まり。

もう一つは、『ヒッコリースモーク』つまり、燻製味に決めました。

       とうやは、キタアカリよりも丸っこい

       洗ってみると皮の薄さに気が付きます

       スライスしてでんぷんを落として

       160℃の油温で揚げてみたんだけど

       キタアカリよりも水分の抜けるのが早い感じ

 ※とうやは、水分の含有率が少ないのかもしれない

       カレー粉の場合、あらかじめ半量を袋に入れておいて

       揚がったポテトチップスと塩を入れてバフバフ

       右がプレーン、左がカレー風味

 これでジャガイモ1個分がなくなってしまったので、小粒のものをもう1個準備して燻製風味も揚げてみました。

       左手前です

 それぞれ美味しいんだけど、

 「余計なもの入れないのが一番美味しいかも。」

娘が、ぼそっと一言。

 同感です。

 何が違うかって、ジャガイモの持つ本来の美味しさが一番味わえるのがプレーンだってこと。

「でも、他の味付けも試してみたいわね。」

 これも同感。

 もしかしたら、ジャガイモの美味しさをもっと引き出してくれる組み合わせが見つかるかもしれない。

 これは、今後の楽しみとしてとっておきましょう。

 いずれにしても、T氏、今年も美味しいジャガイモをありがとうね。

 ご馳走様でした!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿