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山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

今年のキノコは気難しい?

2020年09月05日 | キノコ採り
 9月に入ったというのにトビタケ採りに出かけた。多分、初体験だと思う。例年であれば、深山のターゲットはマイタケに切り替わっているはずなのだ。
 しかし、7月末の豪雨、遅い梅雨明け、立秋を過ぎても続く猛暑が、キノコの発生時期をほぼ半月ほど遅らせてしまっている。
 そのため、未だに真夏のキノコ、トビタケ採りなのだ。
 本日の採集場所は、この前よりもずっと奥深く。運動不足気味のマタギにとっては少々きついのだが、行くしかない。

ちょっとスリルのある崖を渡って


森に入り込むと


丁度食べ頃


我々を待っていてくれました

 この時期に、こんな旬のトビタケに出逢えたのは初めてです。例年だと、育ちすぎて固くなっているか、腐れてしまっているかなんですけどね。

旬を逃すとこんな感じになります

 読みが当たったということでしょう。これは、同行のA氏の事前調査と経験による所が大きかったと思います。いつもありがとうね。
 二人で山分けしてUターン。

 欲タガリとしては、去年発見したトビタケの株がどうなっているかを確かめたくて、更に斜面を登ったり下ったりしながら彷徨い歩いているうちに、精根尽き果ててしまった(トビタケは毎年出るとは限らないんです。今年は空振りでした。)。
 途中で見つけた若い倒木からキクラゲを少々戴いたところでギブアップ。

こんな感じに生えてます

 「あわよくば、ミズコブも。」なんて考えていたんですけど、帰宅後の手間を考えたら無理だと気付き諦めました。

 それにしても、収穫としては、想定外というか、季節外れの大漁です。これはラッキー。
 これから出てくるであろうマイタケも、発生時期はずれ込むでしょう。この先どうなるか。自分自身の目と勘を働かせて、更に、情報のアンテナを高くして備えなければなりません。
 収穫が少なくても仕方がないけど、ちゃんと発生して、この森に、季節の彩りを添えて欲しいと願うばかりです。

 To be continued!