山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

扉よ開け!

2020年06月24日 | 日記
 今回の土日はお休み。と言っても、普通のお休みではなく、ある競技会運営のボランティアのために戴いたものだった。
 しかし、競技会は、この度のコロナ禍のために中止になってしまった。

関係ないけど庭の薔薇

 実のところ、4月以降これまで、小学生からお年寄りまでの幅広い年代層の大会が、全て中止になっている。全ての大会に共通しているのが、これまで蓄えてきた力を公式に確かめる機会が失われたこと。言い換えると、目標地点が先延ばしになってしまったか、人によっては消えてしまったこと。
 仕方がないことなのだけれど、選手達の心境を想像すると切なくなる(ましてや、選手の顔が思い浮かぶと他人事でなくなってしまうのです)。

庭のドクダミ(ラッキードクダミを探したけど・・・)

 特に中3や高3の生徒達は、揺れているだろうな。
 私が協力している競技では、選手によって、上位大会を目指す者、順位を目指す者、自己記録の更新を目指す者と、設定する目標は様々だ。
 しかし、その挑戦の機会が突然失われてしまった。
 それに加えて、直後には、進路選択という待ったなしの関門が控えているから苦しい。騒ぎが収まって可能になったら、中断していた練習を再開し、代替えの大会で挑戦できるように協力したいとは思う。でも、進路選択と、その準備の期間が狭まっていき、背水の陣になってしまうよな。
 早々に切り替えられる子もいるかもしれない。けれど、先が見えなくなって迷っている子も沢山いるだろうな。

ビワとフジ


うちの植物も実り始めた

 競技委員会からは、「・・・異なる競技会を開催することも予想されます。・・・事情がおありかと思いますが、ご理解いただくようお願いいたします。」というような内容の連絡が入っている。
 もし、新たな日程が加われば、可能な限り協力するつもりです。
 練習や大会への向かい方は、人それぞれになると思うけれど、それぞれが少しでも納得のいく形で、未来への夢の扉が開いてくれるといいな。
 一人一人の実りにつながる2020年になってほしい。