山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

かたじけない 後を頼む

2020年06月23日 | 山菜料理
 タケノコの下ごしらえが終わりホッとした。一休みしてから夕食の準備をと考えて目覚ましをかけた。2時間ほど眠るつもりだったのだが、不思議なことに目が冴えて眠れない。身体はひどく疲れているのだが、これまでの出来事が頭の中を駆け巡って止まらない。頭の中が高揚している感じ。
 そうこうしているうちに予定の時間が来てしまった。まずい、全然休めていないではないか。
 ま、やるしかあるまい。台所へ。
 まずは、なんと言ったってタケノコご飯だ。採ってきたその日は、これが1番美味しいのだ。・・・というか、どう調理しても美味しいんだろうけど、やっぱりこれを食べたいんです。
 ということで、『食べたい』『美味しい』『喜ばれる』の三拍子揃った我が家の定番のメニューに決まりですよ(この判断が後々マタギを救うことになる)。
 タケノコの皮を剥いて食べやすい大きさに切って(300gほど)
 例によって、鶏もも肉と油揚げとニンジンを準備して

ご飯の具材は出来ました

 冷蔵庫で待機してもらいます。

 続いて、タケノコの味噌汁用ですね。
 タケノコが立派なので、10本もあれば充分でしょう。
 皮を剥いて、ちょっとつまみ食い。旨い!!
 喜んで残りのタケノコを剥き始めると、急激に眠たくなってきた。まさか、タケノコに薬が!(そんなわけないでしょうが)まぶたが重いよう。

ようやく皮を剥き終わったダイヤ達

 ヘロヘロ状態で皮を剥き終わった所に、妻が帰ってきた。すぐに私の異変に気付いたようで、「休んで」と言ってきた。
 ここまでは来たが、限界のようじゃ。かたじけない。すまぬ、越後屋!じゃなくて我が妻よ。お言葉に甘えてバトンタッチ。バタン、zzz・・・
 ・・・今度は、ぐっすり眠れた。
 夜になって声を掛けられて茶の間に行くと美味しそうに出来ているではありませんか。

本日の夕食

タケノコ料理(娘も参戦していた)にミズとワラビのおひたし。ミズの葉の天ぷら(の残り)に、昨日2人でこしらえた中華料理なんかが加わってできた献立です。

 途中で力尽きてしまったため、最後まで面倒が見られなくて恐縮だったんですが、みんなの共同作品になったことは、「瓢箪から駒」ですね(レシピを共有しておいて良かった)。感謝と喜びの気持ちを込めて、いただきます!

 ・・・味と香りを届けられないのが残念なんですが、「赤いダイヤ」の料理は格別に美味しかった。

 今回もまた、ありがとうね!(家族に、そして、山の神様に感謝)