山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

自分に納得

2020年06月14日 | 山菜料理
 山業を終えて帰宅すると、収穫物を眺める。

本日の収穫物

品質は良好だが、量的には少々寂しい。これだったら、S川での朝仕事の方がずっと収穫は多かったよね。
 でも、すごく満足している自分がいる。一言で言えば、清々しいんだよな。
 なぜ?
 『欲タガリ』が悟りを開いた?そんなはずないよね。だって本人、「次こそは、収穫が倍増するぞ。」って考えているもの。
 じゃあ、何に対する満足感なのだろう。
 ま、いいか。とりあえず、下ごしらえをしましょう。

 ・アク抜き(月山筍には必要ないと言われるんだけど・・・)
 ※我が家では米大さじ2ぐらいを入れて茹でます(20分程)

 ・ざるに移して、あら熱を冷まします
 ※これさえやってしまえば、どんな料理でもOK
 ※1食分ずつ新聞紙に包んで冷蔵庫で保管(1週間ぐらいもつかな)

 さて、本日の分だ。

皮を剥いて


食べやすく切り分けて


この子たちは、タケノコご飯に使わせてもらいました。

 材料の部
 ・タケノコ300g
 ・油揚げ2枚
 ・鶏もも肉1/2枚
 ・ニンジン1/2本
 ※彩りとしてニンジンを加えてみました
 調味料の部
 ※いつものとおり
 (米1合に、醤油と酒各大さじ1と顆粒だし適量)

 もう一つ二つ創りたいとも思ったんだけど、別な料理を考えていた人もいたので撤退しました。

『和』が中心ですけど、色々混じったディナー


 それにしても、美味しい。そして、眠くなってきた。でも、嬉しい。
 ・・・そうか!なんでこんなに清々しいのか分かった!
 年齢への不安。でも、これだけ辛い山業を乗り越えることが出来た自分に、そして、その結果を家族の喜びにまで昇華できている自分に満足しているんだ。
 まだまだ、やれるじゃない、マタギ!捨てたもんじゃない。
 もっともっと楽しめますよ!
 ・・・つまり、心身の健康に対する『欲』が満たされたわけね。納得!