山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

ワラビの塩漬け作戦

2020年06月03日 | 山菜料理
 山の幸との出逢い。その喜びには、子どもでも大人でも胸躍らされるものがある。
 だけどね、この喜びを維持、継続していくためには、少なからざる配慮が必要だと思うのですよ。

今回収穫したワラビ

 釣りでも山菜採りでも共通だと思うんだけど、どう採るかというルールというかマナーみたいなものがあると思うんです。それで、自然環境が維持されていく。それを前提としつつ、
 出逢いました ⇒ 収穫しました ⇒ 持ち帰りました ⇒ これで終わり
というわけにはいかない。
 次に待ちかまえているのが、
 下ごしらえをして ⇒ 調理をして ⇒ 戴く
です。
 つまり、どう命を繋ぐかです。それによって人と自然とが結ばれていく。そこまでやりきればこそ、人間界と自然界との循環が成立する。そして、次の出逢いがスタートできると思うんです。(また、話がでかくなってきたので終わり!)

 ということで、収穫後の後半戦に入ります。
 それにしても今回のワラビ、冷蔵庫にたっぷり残っているのにこの収穫量は多すぎかな?という感じ。これは、保存食の方に回して、徐々に戴くことにすべきですね。

  ≪ワラビの塩漬け≫ひと工夫モード

 下ごしらえの部(しかありません)

 ・先端のモコモコを取り除いて汚れを洗い落とします

ここから

 ・洗いながら「太い長いグループ」と「細い短いグループ」とに種分けしていきます
 ※ここが今回の最大の改善点ね

右が太長、左が細短ね

 ・ここからは、平常通り塩漬け開始です

前回の塩漬けの上に、まずは太長を


続いて細短で中央の凹を埋めます
 

塩をたっぷりとかけて


 これは、ウドの時も使った作戦です。これだと、塩の無駄遣いも少なく、しっかりと漬けることが出来る。
 我ながら、いいアイディアだぜと思ったんですけど、あれ???
 このままだと溢れちゃいますよ。収穫量の半分ぐらいまできたところで、ようやく気がついた。桶の容量に対してワラビが多すぎるのだ。
 どうする?
 ウドの桶はほぼ満杯。あと残っているのは、キノコの桶。
 これを戻してみようかと考えたが、保存キノコもあまりに多くて無理だと分かった。
 仕方がないですね。もう一つ桶を増やしましょう。急遽、ホームセンターに行って桶を買ってきてしまいました。

塩漬けがまた増えちゃった

 ここに、たっぷりの塩をかけて塩漬け完了。
 背に腹は替えられないということで仕方ありません。でも、これで来年までのワラビは準備できましたね。ホッとしました。
 今回買ってきたのは、今までよりも一回り大きい桶なので、この中に『夏の山菜』も保存できそうです。そちらについては、追々ね。・・・うまくいくと良いな。そして、みんなの笑顔につながりますように。

 To be continued!