山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

山海揚げ

2020年06月20日 | 山菜料理
 仕事から帰宅すると妻が言う。
「クチボソ(ガレイ)買ってきちゃった。」
どれどれ?冷蔵庫を覗くと、なかなか新鮮そうなお魚君だ。え~とですね、本日は、アオミズの葉っぱを天ぷらにする予定でいましたから、君たちも一緒に揚げましょう。

  ≪クチボソのおろし煮≫

この料理は、以前「ナメタ」でうまくいっているので、同じ方法で調理してみます。
 下ごしらえの部

 ・ウロコを落として、頭とワタも外す
 ・身が厚いので飾り包丁を入れる

 ・水分をよく拭き取っておく


 調理の部
 ・小麦粉をまぶし、160℃の油温でじっくり揚げる
 ※この隙に、アオミズの天ぷら準備
 ※葉っぱを洗う。片栗粉と薄力粉と冷水3:7:8を軽く混ぜる

しばし待機


 ※天ぷらを終わらせてしまってから、後半戦へ

 ・煮汁(だし汁1.5カップに酒、醤油、みりん各大さじ3)にクチボソを入れる
 ※汁を回しかけるだけです
 ・一度熱を通してあるので数分で皿に移します

 ・煮汁に大根おろしを加えて一煮立ち
 ・クチボソに回しかけて出来上がり

本日の献立

ネマガリタケの味噌汁とアオミズ、ワラビのおひたしが加わって、戴きます!

 最近読んだ本の中で出逢った言葉に、「上手くいっているなら、変えようとするな」というものがある。当たり前と言えば当たり前ですけど、何事でも基本は、これですよね。今回の料理だって、この考え方で迷いなし。

 結局、旨いものは旨い、美味しいレシピは美味しいってことね。チャンチャン