hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

大塚駅前のぐい呑み大で盛り上がりました

2023-12-12 05:00:00 | グルメ
定期的な飲み会を色々な居酒屋で催しているが、最近では大塚駅近くと四谷三丁目付近でやる事が増えてきた。今回の会場は大塚駅からほど近い『ぐいのみ大』、南口を降りて都電の線路に沿ってトコトコ。天祖神社の少し先に陶製の表札がカッコいい。

店内は私が来るようになってからも2回模様替えをするほど凝っている。スタートは18時だが、メンバー4人は既に集合している。ただ、まだご主人ひとりで頑張っている。


最初はハートランドの生ビールで乾杯。やはり一口めのビールは美味しい。突き出しは右から『鰯梅煮』『水菜のおひたし』『ヤーコンのきんぴら』の3品。いずれも美味いが、食感が面白いヤーコンがいい。

忙しそうに働くご主人に『刺身盛り合わせ』をお願いする。ただ、客は我々しかおらず、すぐに取り掛かってくれる。

出てきたお刺身は左から『アヅキハタ』『シマアジ』『ヒラスズキ』『豊後あじ』、下段が『イワシ』『太刀魚』『オコゼ』『イカ』『マツカワガレイの昆布締め』の9種類。覚えるのも大変だが、何れも生がよく、脂も乗っている。珍しいアヅキハタは白身のさっぱり、マツカワガレイの昆布締はじんわり旨味を感じた。



ここで酒、縁起を担いで『開運』(静岡県)の吟醸を注文する。あてはまずはあん肝、仲良く1枚ずつ分けるが、ポン酢の塩梅もよく美味い。



さらに里芋の竜田揚げ、白っぽく見えるがしっかり味が付いていて一同の人気爆発。おかわりまでしてしまった。
おりがらみが飲みたくなり、次は『開春』(島根県)、この蔵の酒は甘くない。これはおりがらみとて同じである。

私がいつもオススメする鶏の唐揚げが登場。いつも瞬間蒸発するから各自2個当たるように頼むが、カレー塩の旨さも相まってやはり瞬間蒸発は変わらない。



珍しい『川口納豆』があったので思わず注文。これは綿屋で有名な金の井酒造が川口納豆さんの田んぼで取れたササニシキで作ったお酒。確か美山錦のはずなのに、このササニシキで作った酒も酸もしっかり効いていて美味かったけど、あんまり残っていなかった。
酒が足りなかったので『風の森』(奈良県)を追加。『油長酒造』も読めないが、『御所市』も読めない難読漢字のかたまり。独特の甘みというか酸味というか、はまっている酒。米は秋津穂です。

太刀魚の塩焼はメンバー1名の強い希望で注文。ただ、この大きさでは本人以外は一箸のみ。さらに揚げたての厚揚げ、熱いがふわふわ、カリカリが癖になる。豆腐系はとにかく日本酒には合う。



ここからは1合ずつ、『十九』(長野県)、『日高見』(宮城県)を注文。甘酸っぱい酒と辛い酒の飲み比べとなった。



あても鱈の白子、あん肝と同じ路線だが、この季節どんどん美味くなる。じゃがいもと黒酢炒め、これは冷たいつまみ。箸休めにいい。さらに漬物までお願いした。



酒は最後に『秋鹿』(大阪府)、辛いやつでキリッと締めました。



締めは悩んだが一口ピザを2枚、しらすと青紫蘇、トマトとソーセージにする。大きさもちょうどよく、また日本酒にもよく合う。不思議な締めだけどナイスチョイス。
まあ、これだけ飲んでこれだけ食べて、気がつけば3時間コースでした。まだまだ若いねとお互いの健闘を称え合った。ご主人、本当にご馳走さまでした。
ぐいのみ大
豊島区南大塚3ー38ー9
0339856668

御岳山古墳〜天神山古墳

2023-12-11 05:00:00 | 古墳
等々力不動尊をお参りした後、向かい側にある『御岳山古墳』に向かう。目黒通りを渡るとすぐ右側にある。

ただ、前までは行くことができるが、中には門が合って入ることはできない。標高31mの台地にある帆立貝型古墳とのことだが、雑木が茂っていて格好もよくわからない。



高さは7m、後円部の直径が40m、全長が54mで5世紀から6世紀のものらしい。

(七鈴鏡)
この古墳からは内行花文を模様とする七鈴鏡などの副葬品が見つかっていて都史跡に指定されている。

向かい側の等々力不動尊の駐車場から見ると古墳の全景がかろうじて確認することができる。

また、入口近くにも多数の石仏や墓石などが残されていて古墳であることは実感できる。ただ、たまに見学会でもやってくれなければ単なる雑木林である。



次は等々力坂を少し降りて反対側に渡る。目印は世田谷野毛郵便局、7、8分歩いて到着した。『天神山古墳』は郵便局のお隣りの駐車場の一角のみが残されていてその上には祠がある。



錆びた門を開けて細い階段を数段登ると祠のみ、古墳の形跡はこれのみ。標識も何もないのが寂しい。(以下、次回)







柊〜人形町ランチグルメ

2023-12-10 05:00:00 | グルメ
人形町ラーメンストリートと呼んでもおかしくない金座通り。地下鉄日比谷線出口から昭和通り方向に向かうとすぐに『駄目な隣人』、『東京脂組総本舗』、信号を右に曲がると『火の豚』、戻って信号を越えて『柊』、『桂園(閉店)』『豊樹』、次を右に曲がると『旭川塩ラーメン すがわら』、向かい側には『由丸』と僅かなエリアに7店舗がひしめき合っている。

今日行く店もこの間までは『奥州軒』という中国人が経営していた店、これが一旦閉店し、居抜きで開店したのが『柊』である。

店の入口には『鴨も大山地鶏だし汁 らはす麺、つけ麺』という看板が出ている。入口の食券の券売機は『特製醤油らぁめん』『特製炭火焼鯵煮干しそば』『特製昆布水つけ麺』『特製濃厚つけ麺』と特製のラーメンが目白押しである。



券売機の前で少し悩んで『醤油らぁ麺』(800円)+九条ネギ(100円)に決めた。カウンター席に座るが厨房には3人、威勢よく声を掛けてくれる。



待っていると何故か左のおじさんより早くラーメンが到着。全粒粉をブレンドしている麺は少し黄色っぽく、ややざらっとした食感。ただ、麺は中細位のストレート。

上に乗せられているのは鶏チャーシューと豚のチャーシューが各一枚。他に長いメンマ、これが噛み切れず一口で食べる羽目に。麺は思うより喉越しは悪くなく、固さもちょうど良い。

ウリのスープは鴨と大山鶏をふんだんに使ってはいるが、少し塩気が私には強すぎて微妙な風味が分からないのが残念。ただ、九条ネギを大量投入してあり、これとスープ単体で飲むとなんとなく出汁がよく効いているのが分かる。種類によりスープも麺も変えて色々なバリエーションを作り、努力している姿勢はいい。

麺も量があり、これだけで私は満腹、ただ、1番安いメニューで800円はやや高いかなと感じた。ご馳走さまでした。
らぁ麺 柊
中央区日本橋人形町3ー3ー10
0366619199


12月のカレンダーと現役ドラフト〜阪神ファンの戯言

2023-12-09 05:00:00 | 阪神タイガース
今年の阪神タイガースは誰が見ても満点のシーズンであった。久しぶりのリーグ優勝に加えて38年ぶり2回目の日本一である。

昨年のヤクルトの村上選手のように頭抜けたプレイヤーが1人で引っ張ったわけでもなく、伝説のバース・掛布・岡田のようなクリンナップがいた訳でもない、総合力で他を圧倒した素晴らしいシーズンである。

そんな年もカレンダーはもう一枚、阪神タイガースのカレンダーは1月が岡田監督(以前からずっーと同じように監督が1人で乗る)、2月は西勇輝・糸原、3月は青柳、4月は近本、5月は大山、6月は梅野、岩崎とここまでは1〜2名、7月〜9月は3人ずつ。佐藤輝明、伊藤将、湯浅、浜地、そして藤浪まで出てくる。10月は4人、11月は6人と増えて来る。

最後の1枚12月は37人。つまり残りの選手たちが全て出てくるのである。ただ、最後のページでも4人分の大きさの選手が4人(北条、浜口、木浪、高山)と小さな33人の格差がある。

そして驚いたのは右隅の最後の選手は誰あろう、MVPと新人王に輝いた村上頌樹投手である。


つまり、その程度の扱いしかされていなくとも成績をしっかり残せばセリーグ1の選手になることができる、これこそ実力の世界であるこのと象徴のように感じた。

他にも石井、小野寺などもこのページであった。

このカレンダーには今年12勝2敗でこれまた優勝に大きく貢献をした大竹耕太郎投手も出てこない。当たり前であるが、現役ドラフトは12月に行われるため、間に合わないのである。ただ、現役ドラフトで成功したと言えるのは阪神の大竹のほかには中日にDeNAから移籍した細川選手くらいしかいない。一方で阪神が出した陽川選手も西武でブレイクするまでには至らなかった。ヤクルトの成田投手(←ロッテ)、オリックスの渡辺投手(←ヤクルト)、日ハムの松岡投手(←西武)のように1年で戦力外や育成契約選手になってしまうケースもある。

現役ドラフトも2年目、この制度を活用ができたチームとできないチームの間で大きく差がつくことも十分ありうる。8日にはこの結果も発表、また二軍だけのチームが2チーム(ハヤテ球団、アルビレックスBC)が、新たに参加する2024年。ますますプロ野球から目が離せない一年となりそうな予感がする。

新潟カツ丼 タレカツ吉祥寺北口店〜吉祥寺グルメ

2023-12-08 05:00:00 | グルメ
吉祥寺には以前から『タレカツ』の店舗がある。しかし、コロナのピークと思われる時にラーメン屋(油そば学会)が閉店、タレカツの2号店が開店した。

前の店と異なり、2号店は2階もあり、多少広い。メニューを見ると『トンカツ定食』『カツカレー』などメニューも充実していた。ただ、以前にあったサラダは姿を消していたが。



私の注文はいつもと同じ『合い盛り丼』(1050円)、これは丼の上にタレカツ2枚、エビフライ2個が乗っている。エビフライにはタルタルソースが付くこともあり、いつもこれを頼むと得をした気分になる。

店は1階はフロア担当の女性、厨房は2階にある様子。テイクアウトのお客さんも多く、店内は混雑している。新しいカップルのお客さんが入ってきたが、外国人でメニューをしげしげと眺めている。注文は男性がカツカレー、女性はトンカツ定食。ヨーロッパではカツカレーが人気と聞いたがその影響もあるのだろうか。
少しして合い盛り丼が到着、上から見るとご飯が見えないほどのため、味噌汁の蓋にエビフライを1つ避難させる。さらに上から粉山椒を降ってタレカツから一口。

薄く切った豚肉に細かいパン粉を付け、油で揚げた上に特製の醤油だれを絡めた新潟風の味は秀逸、少し辛子を付けて食べてもご飯が進んでしまう。



一方、エビフライもトンカツと同じように調理してあり、しっかり味が付いているが、これにタルタルソースを乗せて食べるのが私は大好きである。

とにかくいつもトンカツやエビフライを一口食べただけでご飯を食べてしまい、最後にエビや肉が残ってしまう。



さらに塩キャベツと壷に入った甘酢生姜を口直しに食べられるのもこの店の特徴。もちろん味噌汁も美味しい。

卵で綴じるカツ丼やソースカツ丼とは一線を画すこの店のタレカツはどうも癖になる。吉祥寺に2店舗もあることはこの街によく合うのかもしれない。ご馳走さまでした。
新潟カツ丼タレカツ吉祥寺北口店
武蔵野市吉祥寺本町1ー13ー2
0422272790


等々力渓谷と等々力不動尊

2023-12-07 05:00:00 | 日記
だんだん寒くなり、街歩きも厳しい季節になる前に駆け込みで散歩に行くことを思いつく。等々力渓谷の紅葉を見に行くことを企図して出かけた。



東急大井町線等々力駅で下車、家から約1時間である。降りた目の前に等々力渓谷の案内板、しかしその上に張り紙があり、修理中とある。よくみると等々力渓谷の樹木の中に倒壊の虞がある木があるため、その伐採に9月から入り、一部立入り規制中とある。

ここまできたのだから引き返す訳にも行かず、スタート。その前に等々力駅舎を見上げると、今時珍しい木造、白いペンキが塗られ、さらに駅中央にあるベンチもかなりいい味を出している。



以前ならば気にもならなかったことだが、改札口を出ると殆ど段差なく地上に降りることができる、しかし、このような駅は今では少数派。

もちろん、東急池上線などには他にもあるが。駅を降りると左右に線路があり、これを跨ぐため、電車が来ると構内遮断機も降りるので注意がいる。

駅を降りて左の方に行くと成城石井があるが、その裏にゴルフ橋へ向かう道がある。橋の名前の由来だが、戦前1931年に6ホールの玉川ゴルフが作られ、ゴルフ場に向かう橋だった。しかし、1939年には廃止、その後高射砲の基地となったが橋の名前は残ったのである。



本来は渓谷の入口となるのだが、先ほどの木の伐採のため、渓谷に降りることは叶わず、橋の上から見るのに留める。



元の道に戻り、谷沢川と平行に通る道を歩き、環八まで行く。右に行くと玉沢橋となるが、橋の上からは樹木が繁すぎていて川がよく見えない。

環八を歩道橋を使い反対側に渡る。左に歩くと目黒通りに出て、右に曲がると等々力不動尊に辿り着く。



等々力不動尊明王院は瀧轟山と号し、満願寺の別院として興教大師が不動堂を建てたものと言われている。



境内に入るとイチョウの巨木が迎えてくれるが葉が黄色に黄葉して大変美しい。少し遅れて七五三のお参りに来た親子連れも多く、さらに華やいでいる。

お参りするが、黄色と白の菊の鉢が置かれていて真ん中に真っ赤な提灯と調和している。お隣りの社務所でお守りと御朱印を頂くが、中々の人の列である。



さらに左手から渓谷に降りることができる。見晴台になっていてこちらは赤く染まった紅葉がまだ見頃であった。


階段を降りていくが、左側の岩肌には役行者の石像が祀られていた。さらに降りると右手に滝、不動明王の立像も祀られていた。



少し上流に等々力渓谷横穴墓群はあるのだが、バリケードがあり、残念ながら前までは行くことができなかった。



渓谷沿いに歩くと右側に日本庭園がある。中に入ると竹や柑橘類が植えられ、石が配されていたが、面白くなさそうなためすぐに退散。



さらに渓谷の横を歩くが、ここから先に歩いて行く物好きな観光客は殆どいない。矢川橋より先は普通の川になる。次回は工事終了に渓谷沿いの道を歩いてみたい。




れんげ食堂〜逗子・葉山ランチグルメ

2023-12-06 05:00:00 | グルメ
久しぶりの山歩きをして逗子・葉山駅に戻ったのが13時20分。店を探してランチをと思ったが、あまり店がない。ようやく駅構内に『れんげ食堂』の看板を発見、店に入るがまだ結構多くの人たちがランチを食べている。



この店はオリジン東秀がやっているらしいのだが、とにかくメニューが多い。入口に貼ってあるポスターにパーコー麺があったことを思い出し、さらに餃子3コ、生ビールを注文する。



フロアの女性はテキパキしていてすぐに生ビールが到着、喉も渇いていることもあり、その美味いこと。



早めに餃子3コも到着、ビールと餃子はベストマッチ。少しニンニクとニラの効いた餃子がビールにはピッタリ。

すると隣に白髪の上品なお婆さんが座り、開口一番『冷たいビール』という。ビールが出てくると私の方を見て『やっぱりこれだね』と話かけてくる。やや見た目とはギャップがあったが、『そうですね』と答える。

フロアの女性をオーダーのため呼ぼうとしてなかなか呼べない際にボタンのありかを教えてあげると大変感謝された。因みにお婆さんは『餃子3コと酸辣湯麺』、やはり湘南である。

すぐにパーコー麺が到着、やや脂は少ない目ではあるが、大きく厚い肉はボリュームあり、美味い。スープは醤油味、あっさりとしている。

店は駅の1階にあり、他に店もないからだろうか、とにかく混んでいる。年齢層は高いが、中華料理はある意味日本人に欠かせない料理になっているようで反対側の隣に座った上品な高齢のご夫婦もかた焼き焼きそばと味噌ラーメンを美味そうに食べられてました。ご馳走さまでした。



ちなみにその後逗子・葉山駅の改札口を通ったのだが、その先の通路が長いことには驚く。ところが駅の由来が残されていて2つの駅がくっついたという経緯から納得したのである。



れんげ食堂新逗子店
逗子市逗子5ー1ー6新逗子京急ビル
0468740731

徳富蘆花公園と長柄桜山古墳を歩く②

2023-12-05 05:00:00 | 古墳
長柄桜山古墳群散策の続き。第2号墳から第1号墳に向かうが道が二又に分かれて悩んでいると反対側から親子連れがやってきた。

道を聞くと親切に教えてくれ助かる。地元の人にとっては運動として歩き慣れた道なのだろう。



言われた通りに道を行くと道標もいくつか出てきて一度下り、さらに登ると10分程度で1号墳に到着した。



逗子市の案内にもあったが現在整備工事中のため、古墳に登ることはできないが、下から眺めても前方後円墳の形はよくわかる。



こちらも4世紀後半に作られたもので全長が91.3m、後円部径52.4m、高さ3.4mと規模が大きい。墳丘部は後円部が3段、前方部が2段となっていた。後円部には埋葬施設を囲むように埴輪が並んでいたほか、祭祀に使われた土器も発掘されている。



その先は大きく下るが、それでもかなり高く切り立っていて湾の方まで絶景を見ることができる。

展望台と名付けられた場所にはブランコも設置されていて豪快な気分を味わうことができるようだ。もちろん高所恐怖症の私はブランコはパスした。



坂を降りると葉桜と名付けられた住宅分譲地に入る。アスファルトの道がいかに歩きやすいかと思ったら30分おきにしかないバスがあと7分で出ることに気づき、慌てて走る。



なんとか2分前に到着、無事に出発地の京急逗子線逗子・葉山駅に到着することができた。

兆楽 道玄坂店〜渋谷グルメ

2023-12-04 05:02:00 | 日記
渋谷の町中華で最初に思い浮かぶのは『兆楽』、本店と道玄坂店がある。今回お邪魔したのは道玄坂店の方だが、兆楽といえばやはり『ルースー』シリーズ。

青椒肉絲というメニューがあるが、これをラーメン、チャーハン、焼きそば、丼に乗せたものでなぜかチャーハンのみはピーマンを使わない。
ちなみにこれが5年前に兆楽本店で食べた時のものだが、道玄坂店にはこのメニューはないようだ。

5年ぶりにお邪魔したのだが、店の雰囲気はまるで変わらない。中国人コックが厨房に5人、うち1名は皿洗いがメイン、1人は自ら作らず監視役。



今回お願いしたのは『ルース〜ラーメンセット』、これはルースラーメンに半チャーハンが付いて1050円である。

注文すると出来立ての半チャーハンがすぐに出される。シンプルな卵チャーハンだが、味は薄め。醤油や酢、辣油などを少し加えて好みに味にする。
 



隣りのお姉さんもルースラーメンを食べているが、あんかけということもありかなり熱い模様。私もすぐ食べ始めるが、ピーマン、筍がシャキシャキして食感がいい。

スープの味は醤油味だが、青椒肉絲の餡が掛かるとトータルでちょうど良い。

麺は中太麺の縮れ麺、スープがよく絡む。ただ、脂が多く使われていないのからなのか、思いの外あっさりしている。ふと気がつくとあまり汗をかかない。いつの間にか季節も変わり、涼しくなったことが大きいのかもしれない。

周りを見てもやはりルース系が人気、この店にはルースチャーハンはなく、肉チャーハンとなっているが、これには筍も入っていないようである。



とにかく回転の早い店で私も食べ終わるとすぐに席を立っていた。ご馳走さまです。次回こそ違うメニューを食べるぞ。
兆楽道玄坂店
渋谷区道玄坂2ー6ー2
0354592300

徳富蘆花公園と長柄桜山古墳を歩く①

2023-12-03 05:00:00 | 古墳
京浜急行の株主優待乗車券の期限が11月30日であったことを思い出して『長柄桜山古墳群』に行くことにした。

我が家からは渋谷、品川を通り京急線に乗る。来たのが特急三崎口行、土曜日の午前中は三崎口から三崎に行ってマグロを食べる人が多いからか通勤並みに混んでいる。

私は金沢八景で逗子・葉山行きに乗換、終点で下車。改札口を出ると目の前に葉山行のバスがいたので飛び乗って富士見橋まで行く。



もちろん私以外にこんな物好きはいない。バス停の前にある大きな家の表札を見ると『徳冨』、一族なのだろうか。左に入る道に入ると急に静かになる。道には三毛猫が頭を掻いているほど。



徳富蘆花公園(世田谷区の芦花公園ではない)は逗子市が1984年に市政30周年を記念して作ったもので徳富蘆花も不如帰という代表作を書くなど4年間逗子市に住んだという縁もあった。



公園入口の門を通るとすぐに山道になる。つづれ織りの道を登るが、所々に蘆花の文章が書いた板が置かれていてこれを読みながら登る。



登った所に逗子市郷土館に到着。ただ、この郷土館は今年2月に残念ながら閉館となってしまっている。ただ、ここからの海は美しく、ウインドサーフィンやヨットの帆が見えて楽しい。



さらに登ると勾配が急になり、またあまり人が登らないのか崩れた部分もあり、休み休み登るしかない。





ようやく開けたと思ったら2号古墳の下であった。説明板があり、大体の位置関係の書いてはあるが、山の勾配もあり全体像を把握するまでにはいかない。



そのまま登るとようやく頂上らしき所に到着。発掘調査は行われたのだが、再び埋め戻しているため、その後を辿ることしかできない。





第2号墳は本によると4世紀後半に作られたもので全長88m、後円部径54mの前方後円墳である。第一号墳と違い、表面に拳大の石を貼り付けた葺石と呼ばれる装飾がなされている。





ただ、現況を見るとよくここに古墳があったことが見つけられたと感心した。(以下次回)