hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

水無月雑感

2014-06-06 06:32:05 | 日記

六月は別名を水無月という。これは梅雨の頃なのに違和感があるなと気になって色々調べてみた。

有力な説として考えられるのは(1)水無月は旧暦であり、これを新暦にすると8月にあたり、ちょうど水が無くなる時期だから、水無月という説だが、他にも(2)田植えが終わり、田んぼに水が張られた『水張月』『水月』からくるという説、(3)水無月の『無』は神無月と同じく、連体助詞で『の』という意味で『みずのつき』という意味であるとする説などがあり、いずれも尤もらしい。

それにしても昨日(6月5日)に関東地方も梅雨入りしてこれから鬱陶しい毎日かと思うと気が滅入るが、『梅雨』というのは中々上手い表現である。ちょうど梅が熟すころだからと思っていたが、じめじめしてカビが生えやすいので黴雨(ばいう)、そして音の同じ梅雨をあてたという説もあるらしい。面白いことに中国や台湾でも『梅雨』(メイユー)と書くが、よく使われるのは『黄梅雨』の方らしい。

ところで先日の『山の日』(8月11日)制定後はこんなに鬱陶しいのに6月だけが祭日のない月になるらしい。色々考えるのはいいが、是非『時の記念日』(6月10日)あたりを祭日にしてもらいたいものである。

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