『鉄道シリーズ』その164。『改めて東海道新幹線にじっくり乗車してみる』東海道新幹線は今まで何回乗車したのであろう。たぶん初めて乗ったのは1965年夏に家族で乗ったもの。その後、旅行や出張など何回乗ったのかは数えきれないが、殆どが寝ていた。しかし、今回は1人旅、車窓も含めてじっくり乗って見ることにした。
まずは弁当、京都に着いてから食べるのも煩わしく、予め駅弁屋で『チキン弁当』とお茶を購入。これを持ってのぞみ297号に乗り込んだ。
今はわざわざ東京駅から新幹線に乗る人は少なく、車両はガラガラ。私の席は2人席の通路側D席。車窓を見ようなどという時に限り、私の隣には大きなスーツケースを抱えた女性が座り、すぐに日除けを下ろしてしまう。これでは車窓を楽しむところではない。やむを得ず新横浜駅までは我慢をする。
新横浜駅を出て、少し経過した頃に離れた3人席に人が来ないことを確認、Aの座席に座り、外を見る。今までは新幹線に乗ると寝ることにしていたが、トンネル率も低く、スマホの地図と併せてみると面白い。
熱海駅を過ぎ、海が見えたりする。在来線との並行区間も多く、通過する在来線の駅の名前をしらべたり、川の名前を調べたり。たまに操車場のELを見つけたりと忙しい。
また、単なる山や田んぼばかりでなく、再生エネルギーが活発に開発されているために大規模ソーラーや風力発電の風車を見つけることも多い。あまり楽しい風景ではないが。
静岡駅通過後、安倍川を越え、大井川を越えるとクノールの工場が出てくる。浜名湖近くの今切は湖の出口の橋の上を通過する。さらに蒲郡付近を通過する際に遠くに海を発見、しかしトンネルに入ってしまう。
トンネルを抜け、あっという間にいつもの三河安城駅通過のアナウンス、もう名古屋駅に到着してしまう。
乗客が入れ替わり、新たな乗客が乗ってくるため、私は元の席に戻ることにする。(以下、次回)