hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

きつねそばマニア①

2020-12-04 05:00:00 | グルメ
『きつねそばマニア』その1。主に人形町の蕎麦屋を片っ端から回り、きつねそばについて①つゆの味と色の濃さ、②蕎麦の太さと色、③ネギの切り方と振りネギの有無、④油揚げの味付け、⑤私の判定の5つで評してみることにしたい。

(1)東嶋屋〜甘酒横丁にある老舗のお蕎麦屋さんでこの店のたぬき丼は天かすをそのために揚げた逸品。きつねそばは700円。まず、具は小さめの油揚げが4切れ、蒲鉾となるとが半分、三つ葉が添えてある。

①つゆはやや濃いめだが、味はさほど濃くないが甘くない。②蕎麦は中太で茹で麺ぽい、③振りネギのみ、④油揚げは煮込まれてはいるが甘くない、⑤つゆは出汁がよく効いている関東風、しかし、蕎麦はややごわごわ、油揚げも甘くなくかなりキリッした仕上がり、ただ、かまぼことナルトが半分ずつ入っているのはうれしい。蕎麦が私の好みとは異なり5を満点で3.5程度。

(2)人形町藪そば〜甘酒横丁と反対側に少し歩き、路地を左に曲がったところにある店で藪睦会に属している。かんだ藪そば、並木藪蕎麦、浜町薮そばと並んだ額を見つけた。

きつねそばは700円である。具は油揚げが3切れ、繊維に沿って5cmに切り、さらに縦に切ったネギが多数、ほかにほうれん草、柚子の皮が添えてある。

①つゆはあっさりしていて塩味も控えめ、②蕎麦は細めで喉越しがいい、③縦に繊維に沿って切ったネギがたくさん、実はこれがいい味を出している、④油揚げは薄めの味付けであまり主張がない。

⑤全体にあっさりとした仕上がり、蕎麦がしなやかで細く、軽く食べられてしまう。5点中4.0というところか、毎日食べても飽きが来ないタイプ。

(3)小諸そば小舟町店〜COREDO室町の間の通り(江戸桜通り)沿いにある。人形町もコロナ禍で駅前の小諸そばが閉店、ただ、この店は頑張っている。ホールにいるおばあちゃんが元気一杯に呼び込みをしている。きつねそばは380円で具の油揚げには『小諸』の焼印、ほかにほうれん草が添えてある。

①つゆはやや濃いめ、甘めの味付け、出汁はあまり感じられない。②茹で麺だが、細めであまりごわごわとはしていない。③ネギは入れ放題、ただ、ネギの切り方がやや厚く、入れすぎるとネギ蕎麦になってしまう。④油揚げは甘めの味付け、大ぶりのものが1枚、食べではある。

⑤味はやはり濃いめで油揚げも味が濃く、塩辛くはないが、やや味が強すぎる。同じならツユでふやけるたぬきそばの方が遥かに美味。立食いそばのため値段は安くコスパは良いが、味の面からは3.5がやっとという感じである。(続く予定)