hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

西大島駅(1)

2018-08-12 05:00:39 | 日記

『メトロに乗って』その90。今回は都営地下鉄新宿線西大島駅で降りて周辺を歩く。西大島駅は明治通りと新大橋通りの交差点に位置し、まずは明治通りを南方向に歩き出す。


すぐに五百羅漢跡、正式には黄檗宗五百羅漢寺の後の碑がある。江戸時代には松雲元慶禅師が創建した五百羅漢寺があり、526体の羅漢像と三匝堂があった。


三匝堂はさざえ堂とも呼ばれる作りで江戸名所であった。実は私もさざえ堂は会津若松で見たことがあるが、その不思議な構造には当時の人はさぞや驚いたであろう。

明治通りを行くと左手には大島四丁目団地、かなり大規模な団地である。


その先には小名木川に架かる進開橋、この辺りの橋は地面が低いことから必ず上り坂になっている特徴がある。

大型商業施設『Ario北砂』が見えて来るが、信号には『小名木川駅前』とある。

実はこれを左に曲がった辺りにかつて小名木川駅という貨物専用駅があったのだが、2000年に廃止され、その跡地開発としてできたのが、イトーヨーカドーを核テナントとしたArio北砂なのである。

駅跡は後回しにしてそのまま明治通りを歩く。すると3つくらい先の信号に砂町銀座入口とあるので左側に続く商店街を歩く。有名な商店街ではあるが、戸越銀座などに比べとにかく道が細いのに驚く。商店街に多いのは魚屋や八百屋よりも惣菜を売る店。焼き鳥、サラダ、寿司、煮卵、煮豆など。素材も扱うが、中華まんやフライ、焼き魚がメインという店も多い。


また、今ではなかなか見ない洋品店や帽子屋なども頑張っていて、意外なのはパチンコ屋も何軒かあった。歩いていると自転車で来た漬け物をうるおじさん、200円の漬け物に10000円札を出されて、『釣りがないので次でいいや』というと買った方のおじさんもいい人らしく、『次いつ来るか分からないし、他の店で買ってからまたくるわ』それを真顔で言う商店街の良さを感じた。

やはり一番混んでいたのは魚勝、店の中にははち切れんばかりの人がいた。(以下、次回)