hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

落合南長崎駅

2017-02-03 05:00:17 | 日記

『メトロに乗って』その49。今回は都営大江戸線落合南長崎駅で下車してみる。この駅はちょうど新青梅街道と目白通りが交差するあたりにあり、住所は新宿区西落合になる。


駅から新青梅街道を右に曲がり少し行くと自性院というお寺の入り口に『猫地蔵』の看板を発見。

調べてみると江戸城を築城したことでも知られている太田道灌が道に迷った際に猫が道案内をした故事により、猫が祀られている。



入口には大きな招き猫、参道を入ると左側に猫地蔵とある建物が。開いてないので諦めたが、中の地蔵菩薩の後背には猫がついている。また、道灌の猫を含めて2体の猫地蔵があり、節分にはご開帳される。猫好きの人は是非行かれると良いスポットである。



新青梅街道まで戻り、左に分かれる道を歩くと鉄道模型大手のKATOの本社兼ショールームがある。正面には京浜急行デハ268が飾られている。

中を覗くと大きなジオラマ、ゆっくり来たいスポットである。


さらにまっすぐ行くと哲学堂公園の敷地にぶつかる。道を渡り、公園の中に入って左に階段を登ると公園の正面に出る。入口の門には哲学関と真理界と書かれている。


哲学堂公園は東洋大学の創設者である井上円了が1904年にソクラテス・カント・孔子・釈迦を祀った四聖堂を建設したのが始まり。

その四聖堂は現在改修工事に入っていて見れないが、これを中心に精神修養の場としていくつもの建築物、門、橋などが整備された。現在は中野区の公園だが、今も建物が残されている。

四聖堂の隣には『六賢台』という菅原道真など東洋の6人の賢人を祀った塔、『時空岡』という哲学の時空間を表した建物、『絶対城』と名付けられた図書館、『宇宙館』という講義室など独特の世界観の中で哲学的な名をつけた77もの施設がある。




これを全て解明はできないが、年に一度中まで入ることもできるとのこと。他にはサッカー場や野球場、さらに古い水道施設の公園も隣接してある。

煮詰まった時にゆったりとしたリズムを取り戻すには良い場所かも知れない。私は祖父が哲学者だったが、少しも分かることはなかったが。もちろん入場は無料である。