『身近な疑問を考える』その1。今回は暖房に関する疑問2題。私も先日のブログにある通り、風邪を引いたからか、我が家の寒さが身に沁みた。風邪だからか普段はさほどでもないことも急に寒く感じるのである。
ようやく熱が下がり、風呂に入れるようになって気がついた疑問。浴室暖房は給湯を始める際にいつも点けるのだが、肝心なスイッチは『入浴前』と『入浴中』の2種類。いつもは『入浴前』にして、いざ風呂に入れる際に『入浴中』に変えるのだが、急にこの2つの違いが気になった。というのは以前に切り替えを忘れて『入浴前』にしたまま洗い場で体を洗ったら冷たい風が強く吹いて来て『暖房どころか、冷房か?』と感じたことがあったためである。今回は寒かった経験を生かして『入浴中』に変えたのだが、吹き出し口に手を当てるとやはり冷たい風が吹いている。確かに前に比べれば風力は弱いが、どう考えても冷風である。これは故障か。先日ボイラーを変えたばかりなのに。
そこで取説を改めて見ると、なんとこの2つの違いは風の強さだけということが判明。『入浴前』は強く暖気が出て滞留させ、浴室を温める。一方、『入浴中』はこれが弱くなる。しかし、湯船に浸かると身体が温まるため、上がって洗い場に行き、風に当たると冷たく感じるからでその場合は浴室暖房を止めた方が良いとのことである。『フーン、なるほど』浴室暖房は入浴したら止めるものなのだ。
次の疑問。我が家は寝室の暖房は全てエアコンだけなのだが、寒くなると途端に始動に時間がかかるようになることである。これは暖房の仕組みから考えても当たり前で外気から熱を奪って室内に取り入れる仕組みだからである。しかし、新しいエアコンはパワーと効率性が改善されているので機種を新しいものにすることでかなり防げる。よく、エアコンを買いに行くと『以前の機種と比較して燃費がよく、年間◯◯千円ものコストセーブできる』と書いてあるが、これは冷房ではなく、主に暖房のことのようだ。
では寒い朝に暖房を効かせる場合に例えば6時起床とすると、何時にタイマーセットすべきなのであろう。私は従来、冬だからエアコンが作動する時間も込みで5時半に入りタイマーをセットしていた。これは明らかな間違いである。
最近のエアコンは6時にセットすれば6時に適温には温まるようになっている。ただ、エアコンで27度に設定しても外気が0度近い場合はせいぜい22度くらいまでしか温まらないが。この2つの疑問ご存知でしたか?