hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

とん㐂〜銀座グルメ

2016-12-30 05:00:23 | グルメ

どうして暮れになると無性にカツ丼が食べたくなるのだろうか。一昨年の12月30日も銀座の梅林の記事を載せている。いつも同じ店ではと同じ銀座ではあるが、『とん㐂』にお邪魔した。

店は西銀座通りから一本入った銀座6丁目、能楽堂ビルを地下に降りたところにある。戸を開けるとカウンター、反対側に4人、6人、2人のボックスシートがある。

もちろんトンカツ屋なので通常のロースカツやエビフライもあるが、かなりカツ丼に自信を持っているようでメニューにも当店自慢と書いてある。

カツ丼も並と上、定食と単品があるが。今日はカツ丼上定食(1620円)をお願いする。夜は空いているようで私以外はカップルが1組、後で常連さんが1人来たのみでキッチンに2人、フロアに2人いるが、手持ち無沙汰である。

カツ丼には四谷の名店『鈴新』の親父さん曰く、3種類ある。これをカツ丼3兄弟と言っているのだが、はじめに『煮カツ丼』、これは揚げたてのカツを玉ねぎとタレで煮て卵でとじるが、カツの衣は柔らかい。次が『かけカツ丼』、これはご飯の上に揚げたてカツ、さらに玉ねぎをタレで煮て卵でとじたものをかけるが、カツの衣はサクサク。もう一つが『ソースカツ丼』、これはご飯の上にキャベツ、揚げたてカツ、ソースとかけたもの。この分類からするとこの店のカツ丼は『かけカツ丼』である。


まずは漬物。カブ、キュウリの浅漬け、柴漬けが乗っている。次に豚汁、熱いが中にはいちょう切りの大根、人参、ネギ、豚が入った具沢山。

そしてカツ丼登場。丼は大きめ、カツはロース、厚みは肉は8ミリ程度。パリっとした衣がいい。その上に卵でとじた玉ねぎが載せられている。刻み海苔が載せられているのが特徴かな。カツは割に細かく切られ、食べやすい。タレはやや甘めの醤油味、あまりつゆだくでないため、カツの感触が素晴らしい。

もちろん、肉は柔らかく、どんどん食べ進む。合間には漬物、豚汁で箸を休めながらも食べ進む。アッと言う間に完食、ゆっくりカツ丼を味わうことは私は不得意なようだ。値段は若干高いが、銀座ということもあり、満足。ごちそうさまでした。

なお、年末31日と元旦は休み、2日からはランチのみの営業とのことである。

とん㐂(とんき)
中央区銀座6ー5ー15
0335720702