いよいよ、今年のプロ野球の総決算である日本シリーズが24日から福岡ヤフオクドームで開催される。しかし、今週もドラフト、セリーグ3球団の監督交代、さらには野球賭博に関する中間発表で巨人2選手の関与が発覚するなどいろいろなニュースが駆け巡り、あたかももうストーブリーグのようになってしまった。
これはCSのファイナルシリーズがワンサイドとなってしまい、盛り上がりに欠いたこと、さらに時間も空いてしまったことにもよる。
小生は10月9日のブログでCSの戦力分析並びに予想をしたが、勝利チームは1st ステージのロッテと巨人、ファイナルシリーズのヤクルトとソフトバンクは見事当たった訳だが、特にセリーグが巨人が1勝しかできないとは思わなかった。
それでは小生の日本シリーズの予想だが、ズバリ4勝1敗でソフトバンクが勝つのではないかと思う。CSファイナルシリーズはハンデがあるため、予想は比較的易しいが、日本シリーズはホーム&アウェーで戦うため比較的条件が同じである。ただ、比較的といったのはやはり開幕がヤフオクドームで出来る有利さがソフトバンクには大きい。また、いつものことだが、ポストシーズンは打線はあまりあてにならない。やはり、投手力がものを言う。
では投手力を比較するとヤクルトは先発で期待できるのは石川と小川の2人で規定投球回には彼らしか達していない。6勝を挙げた館山の老獪な投球も素晴らしいが、中々長いイニングは投げられない。後には石山、古野、杉浦などいるが、シーズンを通し活躍できず、さらに移籍で期待された成瀬、新垣は2軍暮らし、由規、村中は投球していないととにかく先発投手陣の層が薄い。
一方、ソフトバンクは13勝の武田、10勝のスタンリッジ、攝津、9勝の中田、バンデンバーグ、さらに大隣、寺原も先発できる。
抑えは両チームとも勝利の方程式があり、あまり差はないが、先発投手の差は如何ともしがたい。
打線はヤクルトは2番川端、3番山田、4番畠山、5番雄平、6番バレンティンと切れ目がないが、これはソフトバンクも3番柳田、4番内川、5番李のクリーンアップ、そのあとの6番松田、さらに前後を打つ明石や長谷川、今宮などその破壊力では引けをとらない。
この戦力を総合的に分析からすると最初の2試合で1勝1敗、あとはソフトバンクが連勝するのではないかと考えてしまう。
小生はあまりどちらの球団にも思い入れはないが、初めの2戦をヤクルトが取らない限り、接戦にならないような気がする。まあ、あくまで素人の予想ではあるが。楽しみな日本シリーズである。