hokutoのきまぐれ散歩

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とりを~下北沢グルメ

2015-10-23 05:00:00 | グルメ

下北沢にはなぜか博多風焼き鳥店が多い。駅南口にある『和楽互尊』、本多劇場近くの『陣太鼓(ずんでこ)』いずれも老舗である。しかし、最近は南口から歩いて5.6分のところにある『とりを』がお気に入り。

この店はTV番組で俳優の西岡徳馬(だったと思う)が紹介していたらしく、それを妻から聞いて初めて行ったが、すっかり気に入ってしまった。焼き鳥も美味いが、博多の居酒屋で食べて感動した料理がいろいろあるのが嬉しい。

店には6時少し前に到着、まだ先客は1組、まずは生ビールをお願いする。焼き鳥がズリ、バラ、カワと博多風、それにレバー、つくね、さがりの味噌を注文。さらに酢モツ、ゴマ鯖は定番である。

まずはお通し、枝豆の醤油漬け、ニンニクと鷹の爪が程よく効いている。そして、酢モツ、冷たくよく酢がきいていてついている柚子胡椒を添えると味が引き立つ。

焼き鳥は酢キャベツに乗ってさがりとつくね、タレ焼きから登場。さがりは味噌が程よく焦げて香ばしい。

ついでバラとカワ。バラは屋台の定番で、この店は幅は狭く、やや厚みがあるが脂肪が甘い。カワは裏の脂を刮げてあり、カリカリ、タレとの相性もいい。

すると程なくゴマ鯖が登場。1200円とやや高めだが、九州独特の甘目の醤油で和えた新鮮な鯖の刺身にゴマとミョウガ、大根のツマ、大葉、海苔が掛かり、わさびが添えられているが、これをよくかき混ぜて食べる。鯖は脂がよく乗り、生臭さなど微塵もなく、とにかくこれは美味い、焼酎のロック(赤霧島)をお願いするが、酒が進み過ぎる。また、焼酎も料理の器も小石原焼、焼酎の器は中が青く海のようだ。



その後、焼き鳥、焼酎を重ね、締めは五島うどん、透明なアゴダシに細めのうどん、かまぼこ、椎茸、揚げ玉、青ネギのシンプルなものだが、出汁が美味い。気がつくとほぼ満席、下北沢はややピークが遅いようである。



とりを下北沢店
世田谷区北沢2ー15ー4 B1
0357796649