『謎の赤い実』のブログを10月20日にアップしてから一週間、友人T氏の懸命な探索により、その正体が分かったのでご報告。
名前が『ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)』でナス科の多年生植物。ツル性の草本で、葉の形状は朝顔に似た三裂のものと卵状のものがある。花は晩夏に大きく反り返った白または紫の花弁を持つ。
草の名前はヒヨドリがこの実を好んで食べるから名付けられたとするが、実際には特に好んで食べる訳ではないらしい。冬に鮮やかな赤い実が残っていることも多い。また、実にはソラニンいうジャガイモの芽に含まれるアルカロイド系の毒素が含まれ、人間の食用にはならない。
実の中には種が多数入っており、その周りを液体が包んでいるため、鮮やかな赤い実となっているようだ。
何となく気になっていたことが分かるとスッキリ、 それにしても味見はしなくて良かった良かった。