軽井沢one beauty 片山農園の日々雑感

軽井沢で農業をしながら、ちょっとしたことをブログに書いてます

大聖寺草刈り

2014-06-24 18:15:00 | 農業
午後から檀家達で上発地にあるお寺の草刈りがあるので、午前中に出来るだけたくさんの仕事をしたい。
7時半に畑到着し肥料撒き。
これが肥料散布機のエンジンがまったく駆からない。
カモン!!
カモン!!
カモン!!
まったくダメである。
散布機にはフィンガースタートと書いてあるが、どこがフィンガースタートなんだ(怒)
イラっとするわ!!
工具を持ちに帰り、再び畑へ。
さぁ直るのか?
げっ!?
合う工具がない。
再び家へ。
工具を持ちまた畑へ。
プラグを交換して、カモン!!カモン!!カモン!!
ブルル~ル~
かかった(^-^)v
良し散布開始。
散布し始めたが、何かおかしい。
オイルに水が入ったようだ。
こりゃあオイル交換せねばと思い、またまた家へ。
家へ戻る時、お寺の前を通ると檀家の爺さん達が集まっている。
ん?
草刈り午後からだよなぁ?
爺さん達集合早すぎるわ!!
どんだけ暇なんだよ!?
まっ!?まさか!?
近くに居たおじさんに「草刈りって」
「9時からだよ」
えっ…
時計を見ると8時44分(◎-◎;)
こりゃまずい!!
予定変更で草刈りへ。
90歳の爺さんが草刈り機を背負って登場。
もはや「私は草刈りに参加してますよ」と言うデモンストレーションだ。
他にも戦力にならん爺さんだらけだ。
だから爺さんの分まで草刈りやらなぁあかんはめになるわ。
数人の爺さんはお寺の縁側に座ったまま、まったく動かず眼下に見える上発地を眺めている。
もう直ぐ、嫌でも毎日眼下の上発地を眺めるはめになるわ!!
草刈りをする気がないのなら、草刈り機を背負わず、酒の一升でも担いでこい。
「私は草刈り出来ませんので、みなさんお願いします」っていった方が良いと思う。
汗だくでやっと休憩。
パンとお茶が渡される。
「働きもせず、おやつ貰ったら悪いなぁ」と爺は言い訳をしだした。
「働かないから喉なんか渇かんだろ!!」と言ってやった。
聞こえないふりされた。
だから、もう一回やんわりと「働かないから喉渇かないでしょ」と言ってくれたわ。
休憩が終わり「若いとこ4人で、この山の上の愛宕神社まで草刈りお願い」
若いとこ4人?
誰だ?
僕より若い奴は一人。
とりあえず僕を含めたとして、あと二人誰?
その二人とは数年前に定年を迎えた方と、もう既に孫のいる方だった。
限界集落ではこれでも若手扱いか!?
11時半に草刈りが終わり、3時から愛宕神社のお祭りである。
それまでに仕事せなぁと昼抜きで仕事をし続け、なんとか愛宕神社のお祭りへ間に合わせる。
仕事が忙しければ欠席すれば、と言われるかもしれないが、地区の伝統行事は出ておかないと、自分が役員になった時困るので、出来る限りの参加するようにしている。
仕事も大して無いくせに「忙しくて」と来ない連中にイラっとするわ!!
こっちの方がずっと忙しいわ!!
愛宕神社のお祭なのに、お寺の檀家だけで行うお祭って?意味分からん?
愛宕神社のお祭なのに、お寺の活動報告と意見交換などを一時間ぐらいした。
ちなみにお寺と言っても住職はおらん。
そして、やっと乾杯へ。
長老が乾杯の音頭を取る。
「みなさん初めまして」
えっ!?
初めましてって?
ビックリだわ~