翌檜(あすなろ)
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旅立ちはその日の風の杉の花
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最近姪っ子が
見え透いたかわいい嘘をつきます
「イチゴもらったから~ジャム作ったの」
と言っては
好きな彼に
届けている
でも結局
タイミングが悪くて
手渡せなくて
自分で食べている
さてさて次は
どんなウソだろう
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明日を夢見て
「あす檜になろう あすは檜になろうと
一生懸命考えている木よ」
井上靖の「あすなろ物語」の一節です
檜に似ていて
「あすは檜になろう」と思っているから翌檜(あすなろ)」
語源に関しては
色々な説があるものの
決定的なものはないようです
「あすなろ物語」では
「決して檜になれない悲しい木」
というニュアンスで描かれています
しかし
明日を夢見て生きてゆく
自分の姿を翌檜に重ね
心の励みにしている人は多いはず
悲しい木なんかじゃない
夢を追い続けることが出来る自分がいて
その上 その姿に感動する人々がいる
それだけでもすばらしいことです
その説
実は俗説なのだそうですが
それでも多くの人を
勇気付けてきたことは
間違いないでしょう
(山下景子著「美人の日本語」より)
写真は植物園のセコイアの木です
おはずかしいですが~~
>この春の日差しに、目ざめましたネ・・・完全に
どうやら・・春の使者がやってきたようですね
MONAさんも・・花○○ですか?
早めはやめの対策してくださいね
昔のように春を喜びを持って迎えたいものですね
ぱふぱふさんの句ですか???
言葉が胸にビンビン響きます
しばらく寒さが続いて、眠りに戻った杉だったのに~
この春の日差しに、目ざめましたネ・・・完全に