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立春
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暦の上ではすでに春になりましたが
立春は旧暦のお正月とは限らない
歳時記の中で戸惑うのは、旧暦と新暦の間の
季節感のずれがあることです
例えば「二月」や「睦月(旧暦1月)」あるいは「旧正月」
これは春の季語です
そして立春ももちろん春の季語
どれをとっても現代感覚からすればまだ冬ですよね
雪も降ってるし・・・実際にこういう句もあります
「立春の雪のふかさよ手毬唄」 石野秀野
私たちにとって春というのは通常3月から5月ですね
これが旧暦ですと1月から3月になります
旧暦の1月は立春から始まると覚えている人も多い
その感覚はわかるとしても実際には少し食い違います
立春が年末に来ることもあります
立春は季節の区切りになります・・どういう区切りかというと
冬至と春分の区切りなのです
この二つの中間に立春があって、春はこの日から始まります
旧暦のややこしいところは、月の満ち欠けを目安としたからです
月は29日半で次の満月(あるいは新月)を迎えます
そこで旧暦では30日と29日の月を
交互に組み合わせて12ヶ月としました
これだと1年は354日前後になってしまい
実際の1年よりも短くなってしまいます
そこで2,3年に一度(33ヶ月に1回)の割合で
閏月(うるうづき)を挟み込みました
いきなり1ヶ月増えるのですから唐突です
これに対して立春は太陽の動きをもとにしていますから
いわゆる太陽暦となり現在の暦と一緒ですね
従ってどうしても旧暦の正月は立春と
大きくずれてしまいます
12月中に迎える立春は「年内立春」といって
冬の季語となってしまいました
旧暦の12月はまだ冬だからで
そういう年は珍しくなかったのです
(画面隅のブックマークからも行けます)
私がアップする花はほぼ90%以上が東山です
丁度今が見頃ですよ・・・
日本万作もシナマンサクも見ごろです
こういうときに距離感がよくわかりますね
こちらではいまちょうどいわゆる満開状態ですね
度の蕾も花が開いていて・・
空一面に黄色が目立ちます
そのねじねじが次第に伸びて行く姿は
見ていて楽しいですね
なかなか出るのが億劫ですよね(笑)
だからわが家はこたつ置かない主義です
炬燵がかなり長い間もうすっかり春も終わってるのに
もそのままになって邪魔になりますから・・・
特に季節にかかわる花などに乗ると~~
珍しくて見られたことが
うれしくさえ思える事がありますね
可愛いリボンみたいな花びらが素敵ですね~
雨だったので意外と気温は高かったような?
普通なら雪降りの季節ですものね。
早いですね~~
縮こまっていた手足を伸ばすように春を告げるマンサク大好きです。
クルっと丸まった花びらがいいですね。
二枚目を見たらまた縮こまった。
冬の使者である白い雪が降り積もっています。
貴重なお写真を見せていただいた気分です。
きれいです(#^.^#)