その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

鹿鳴草(しかなぐさ)

2007年09月25日 | Weblog

鹿鳴草(しかなぐさ)

***

萩が咲くころ

君との想いでは

なぜか風流ではなくなる

この花なんていうの・・と

聞くから・・萩だよ

すると思わぬ言葉が・・

萩って「おはぎ」のハギ?

食べ物に弱いけど

どうしてそこにたどり着くのか~

食べ物の話になると

もう止まらない

季節はお口から来るようだ

***

 

恋する秋

秋の七草の筆頭に上げられている萩

その萩の異称が「鹿鳴草(しかなぐさ)」です

「萩」という漢字は

日本人が考え出した国字です

草冠に秋

萩が秋の代表的な植物と

考えられていたことがわかりますね

万葉集では「芽」「芽子」とかいて

「はぎ」と読ませているようです

毎年古い株から新しい芽を出すので

「生芽(はえぎ)」が変化したもの

葉が黄色くなるので「葉黄(はぎ)」

葉が沢山ついた木なので「葉木(はぎ)」

秋がなまったものという説などたくさんあります

異称も多く

秋知(あきしり)草 月見草 野守草

古枝(ふるえ)草 庭見(にわみ)草 玉水(たまみず)草など

鹿は秋になると

雄が雌を恋い慕って

独特の声で鳴きます

鹿といえば紅葉ですが

恋する鳴き声には

萩のほうが似合うと思ったのでしょうか

蝶々のような小さな花たちが

恋風に揺れているようです

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございました (鎌ちゃん)
2007-09-25 09:08:18
とても美しく可憐な鹿鳴草そして詩に感動です。どうしたら、このような豊かな、優しい表現ができるのでしょうね。60年間で身についてしまった垢をきれいにしないとだめなのでしょうね。
投稿いただいた写真を、早速ページにアップさせていただき、リンクも張らせていただきました。ありがとうございました。
返信する
はじめまして! (*こと*)
2007-09-25 13:36:46
訪問&コメントありがとうございました。

こちらからもリンクさせて頂きますね。
これからも、よろしくお願いいたします m(._.*)m
返信する
鎌ちゃん・・さん (ぱふぱふ)
2007-09-26 10:32:39
人には人の感覚がありますので~
鎌ちゃん・・さんのブログも、思考が凝らしてあって
なかなか素敵です~あれこれ維持することが大変でしょう
私のHPもご覧いただくとわかりますが、最近はもっぱら
ブログにかまけて手が入れてありません・・
以前はしょっちゅう造る楽しみもあわせて更新してましたが
最近は手抜きです・・・(笑)これからもご活躍ください。
返信する
こと・・・・さん (ぱふぱふ)
2007-09-26 10:34:15
わざわざお越しいただき有難うございます

早速リンク有難うございます・・・
写真に短歌俳句とジャンルが広く
楽しみに見させていただきます。
これからもよろしくです。
返信する

コメントを投稿