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薄氷(うすらい)
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春先になって寒さが戻り
氷の解けた池に再び薄い氷が張ることがあります
その氷を「薄氷」といい「うすらひ」ともいいます
古くは万葉集に登場しますが
古典和歌ではほとんどが氷の一種の状態として詠まれ
俳諧でも冬の季語でした
昭和9年刊行の虚子編「新歳時記」で
薄氷を春・2月の部に収録したのがきっかけで
春の季語に移行されたそうです
また、わずかながら古典和歌にも
「春の薄氷」を詠んだ歌があり
その伝統とも結びつき定着したとも言われています
「うすらい」という響きには
どこか儚い刹那の美しさが感じられ
そこには、またたくまに消えてゆく薄氷の
早春の季節感があふれています
(画面隅のブックマークからも行けます)
それでもお昼には溶けてしまいます
春が近いと痛切にに感じますね
フィルター通すとこんなにもいろいろな色が
跳ね返ってるんですね
何だろう~頭が固くて通じない(汗)
PLフィルターを通すとこんな色いあで光が
氷に跳ね返ってるんですね
色の不思議を体感できます
朝も氷が張っていましたが
確実に日差しは春の感じがしてきましたね。
虹色の氷が綺麗!
氷の中に虹があるみたい!
きれいですね~