女郎花(おみなえし)
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うそつきな彼が
彼女を泣かせると
みんな彼を
ひどいと責める
でもでも 本当は
彼女のほうが大人
変幻自在の
嘘泣きだから~
・・・
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大人の女性
女郎花(おみなえし)は
秋の七草のひとつ
女郎(おみな)は女性という意味ですが
「えし」の解釈はいろいろ~
そばにいる女性を圧倒するほど
美しいから女郎圧し(おみなえし)
そばにいる女性の美しさを
減らしてしまうから女郎減し(おみなへし)
女性だと思われる花なので
女郎べし(べしは推量の助動詞)
花が栗飯に似ていることから
女郎飯(おみなめし)
栗飯は女性の主食なので女飯と呼ばれ
白米は男飯と呼ばれていたそうです
などなどの説があって・・のオミナエシ
男郎花(おとこえし)という花もあります
女郎花の花は黄色ですが 男郎花は白
この男郎花を意識して
女郎飯のような俗説があるのかもしれません
謡曲「女郎花」によると
小野頼風の心変わりを嘆いて
身投げした女性の衣が朽ちて
そこに女郎花が咲いたとか
成熟した大人の女性を思わせる女郎花ですが
つらい思い出を心に秘めて
美しく咲いているのですね
>そばにいる女性を圧倒するほど美しい
と思われている花なんですね(^-^;
小さな虫たちが集まっていて、包容力を感じます。
もう少し派手に見えるこの花も・・・
最近の好みの特徴かもしれませんが
どこか強調するところがない分
目立たないのかもしれませんね。
花は・・自分の枯れた立場に
反旗を翻すこともなく黙々と一生を全うします
そしてその花に群れる虫も同じように??
でも人間は・・どうなんでしょう(笑)