その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

寒九の雨

2013年01月10日 | Weblog

 

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寒九(かんく)の雨

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寒入りは二十四節気、小寒の日から(小寒は1月5日か1月6日頃)ですから

寒九は1月13日か1月14日頃、つまり寒に入って9日目のことを言います

寒に入って4日目を寒四郎ともいいます

 寒は寒さがことのほか厳しい時期と云うことで辛い時期ですが

 この日に降る雨は、寒九の雨といって

豊作の吉兆とされてきました

最も厳しい冬の寒さの中にも、明るい展望を見出す

昔の人の自然観にはおどろくべきものがありますね 

寒九も歳時記冬の季語となっています

「誰々ぞ寒雨ついて来る人は」 高浜虚子

「のど飴を一つよばれて寒四郎」 相原宗作

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
バジリコさん・・・ (ぱふぱふ)
2013-01-11 13:13:16
この時期の季語は皆その季節にものですから
身にしみてよく感じられますよね
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りえさん・・・ (ぱふぱふ)
2013-01-11 13:12:28
日本の季節表現は面白いでしょう
知ると話のネタになりますよね
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Unknown (バジリコ)
2013-01-11 10:18:01
寒九、言葉からして寒い感じがします。
お写真、どれも素敵ですね。
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Unknown (りえ)
2013-01-10 16:49:13
寒九 初めて聞きました。
寒さの九日目なんですね!
四日目を寒四郎。
面白いですね~

寒タロウは・・・北風小僧でしたね^^;

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