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吾亦紅(われもこう)
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各地の山野で秋に咲くのが見られますが
子供のころは花には申し訳ないですが
これでも花?・・と言ってしまったことを思い出します
かなり花に対しての差別発言だったことを今も恥じてます(笑)
この花は中国最古の薬物書「神農本草経」にも
載っている薬草だったのは大人になってから知りました
漢方では「地楡(ちゆ)」と呼ばれ
吐血、鼻出血、血痢、やけどなどの治療に用います
日本の「出雲風土記」においても
「地楡(えびすね)」として
薬用につかわれたことが書かれています
この花も歳時記秋の花です
どことなくさびしげな趣で秋の野の風情を
表すのに欠かせない名わき役です
「吾亦紅うらわかければまだ青し」 飴山實
「一病に仕ふ余生や吾亦紅」 角川源義
「一、二を生し二、三を生す吾亦紅」 正岡子規
写真だけの別ブログ
FocusTime5
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お花というよりは花が終わったあとの実とか種のように見えますね^^;
白馬五竜の植物園でも咲いていました。
こんなんでしたっけ (。・_・。)ノ♪
花じゃないような地味な草だなって思いましたが・・・ちがった やっぱり花ですね!
今は好きですよ~
哀愁を帯びた われもこう の響きが好きです。
こんな花が咲いてたのかと思うほどです。
私は風情が好きなので大好きです。
両極端の一方においてもおかしくはないほど
花らしくないですよね・・
(花に言わせれば大きなお世話ですけど・爆)
気にしてるせいかよく目にします・・
今の時期には欠かさない花です
こんなんです(笑)
花らしくないけど貴重な花なんですね
花を生けるとこの存在が
とても重要な役目になる花で私も好きです
名前の由来などを知るともっと感動するかも・
開いて枯れるパターンを想像すると
花に見えないですね
パッと見を優先するか仕組みを優先すからで
感じ方が違いますね・・・
私もこの花大好きですよ