その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

雨月

2007年09月29日 | Weblog

雨月

***

胸がざわざわする日の空は

グレイと紺のマーブル模様

だから

あなたに早く逢いたい

こころに

闇が広がる前に

・・・・・

***

 

名月を隠す無情の雨

十五夜の夜

この日の月を楽しみにしていたのに

夕方から雲行きが怪しくなる

やがて雨が降り出し

せっかくの名月も

雨で見ることができないのを

「雨月」といいます

あるいは分厚い雲に邪魔されて

見られないのを「無月」ともいいます

こんな言葉を生み出すほど

昔の人の生活に

月は深くかかわっていました

平安時代の貴族社会では

男性が女性のもとへと訪れる

「通い婚」が一般的でした

夫や恋人の訪れを待つ女性は

待つ間幾度も外の月を見上げ

ため息をついたのではないでしょうか

 

 

 

 

 

 


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2 コメント

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油彩みたい (クローバー)
2007-09-29 21:04:56
面白い色合いのフォトですね。
落ち葉の色が普通の落ち葉っぽくなくて・・・くっきりとした黒い影・・・水面の色も面白い落ち葉とマッチした色で・・・・まるで油絵みたいです。ほんとにいつもよく観察されていることが窺がえます・・・・・こういう写真らしくない写真に、写し手の芸術性を感じます。
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クローバーさん・・ (ぱふぱふ)
2007-09-30 10:07:41
クローバーさん・・有難う。
そうなんです・・わざわざモードを変えて、
少しカメラ側の設定を変えて写してあります。
あまりに柿の葉の色合いがきれいだったので、
そのままだと、少し落ち着き感がないので、
少しだけ凝ってみましたが~~
まだ実は思ったほど自分なりにはよくないのですが・・
天気が雨が降りそうな日でしたので、足早に終わりました。
もっともこの暗い感じは天候がプラスしてくれたおかげかも。
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