その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

絆(きずな)

2007年05月19日 | Weblog

絆(きずな)

***

あなたと私が 両端を持つ

いっぽんの 赤い糸の真ん中から

枝分かれした 新しい糸が伸びている

人によって その糸の数はいろいろ

でもどの糸も

しっかりと端は つながれている

その糸が 切れないように

細い糸がやがて 強くたくましくなるまで

しっかり編んで行きます

枝分かれした糸に やがて

新しい糸が伸びるまで

どこまでもいつまでも

つながっている

つながっていたい

***

 

絆(きずな)

もともとは 馬や犬、鷹などを

木に結びつける綱のことです

「木綱(きづな)」と書いていたのが

いつのまにか「きずな」になった

「絆」の文字もつなぎとめるという意味の

漢字ですし

「情に絆(ほだ)される」というと

情に引かれて、束縛されるという意味で

かなり手かせ足かせの

イメージの強い言葉だったようです

太い綱でしっかりと木に結び付けられている馬と

ほとんど結ばれていないのに

側から離れない馬がいるとしたら

飼い主との心の絆は

どちらが強いのでしょう

心の絆

それは

目に見える形にしようとするほど

弱くなっていくものなのかもしれませんね

自由だからこそ

強い絆を

結ぶことが出来るのではないでしょうか

 


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